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2022/6/27 月曜(Where is TSUYU?)
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暑いです。やってられません。作業場にはエアコンらしきものがあるのですが、
これはほぼ機能しておらず、ただもらったので付けておこうと開けっぱなしの
入口ドアの上についています。もちろん外に向けて冷気を出しても地球温暖化以外の
目的はありませんのでつけません(エアコン工事の練習でつけたようなものです)。
私のお客さんやそのご子息、たまたま通りがかりで自転車をパンク修理してあげた
学生さん。いろんな人と話をするわけですが、物事の基本を知らない人が
割と多いのでちょっとだけ今日は書きます。エネルギーの話。
エネルギーというのは生まれたり消えたりはしません。これが本質です。
じゃあエネルギーの消費、とか、電力を作る、とか、そういう表現が巷にあふれているのは
なんだというと、単純に
他のエネルギー形態に変わった
とそれだけです。すべての物質はエネルギーとなるものを持っています(厳密には表現が間違っています)。
エネルギーを使いやすい形にすることが、エネルギーを作る、という表現で、
エネルギーを熱として捨てるということが消費という意味でつかわれています。
熱もエネルギーの一つの形なので消費というわけではないですが、ま、世の中の製品等は大体最後は
熱として捨てて(変えて)いますので消費というイメージですね。
ま、とにかく増えたり消えたりしないのです。
じゃあ仕事をしたら(させたら)その分のエネルギーは減るんじゃないのか?というと運動というエネルギーに変わります。
その仕事は運動を伴いますので、運動エネルギーと熱エネルギー等に分かれて、その合計は最初に投入したエネルギーと同じです。
そもそも熱というのは、ミクロにみると摩擦によって起きるわけで運動エネルギーそのものとも言えますけれど。
今日の最初の話に戻りまして、このクソ暑い外に向かってエアコンを作動させたらどういうことが起きるのか?
を考えてみます。
エアコンの吹き出し口の前は当然冷たい空気が出ます。これにより外気のほんの一部が冷やされることは正しいです。
しかし外気が圧倒的に大きいのでその冷えた冷気はすぐに拡散されて外気と同じ温度になってしまいます。
この冷気を作るために、発電所で石油などから変換された電気エネルギーをエアコンに投入しています。
また冷気を作った分の熱量は実は室外機から外に熱エネルギーとして放出しています。
入力された電気エネルギーはエアコン内部でコンプレッサやファンを回す運動エネルギーと中に入っている冷媒を移動させる
運動エネルギーに代わります。
運動するものは何かに接触しているのでどうしても摩擦が起きます。空気の中で手を動かしても気体と固体の摩擦、
気体の中の分子間の摩擦などありとあらゆるところで摩擦が起きて熱を発生しています。
もとい熱エネルギーに変化しています。発生しているわけではありません。
エアコン内の冷媒が圧縮され狭い通路を通り(ここでも摩擦あり)、その通路の先で急激に広い通路に開放されると
圧力が急激に下がり、体積が大きくなると同時に急激に温度が下がります。この効果を利用して熱を奪ってくれる(厳密には移動してくれる)
位置で外の空気を当てますとその空気が冷やされて冷気になります。この冷気をファンで送り出すと冷房となるわけです。
冷えた分、熱くなっている場所もあります。室外機では熱くなった熱気を外の空気に移動させています。
室内に冷気、室外に熱気を分けているというわけです。エネルギーは増えたり減ったりしませんので
じゃあ室内と室外で合計するとプラスマイマスゼロか、というと違います。
最初に外部からどこかで変換されてきた電気エネルギーを取り入れて、エアコンを動作させるための運動エネルギーに
しているぶん、このエアコンだけを見るとエネルギーをどこかから持ってきてその分増やしているわけです。
室内、室外を含んだ空間で考えると外から電気エネルギーを持ってきた分、エアコンの周りのエネルギーは増えているわけです。
エネルギーは最終的には熱に変わりたいと思っている(のかは知らない)だろうから、全体としては熱くなります。
ちょっと意味的には違うんですがエントロピーという概念があってそれは増大する方向にしか進みません。これに似ています。
エアコンがものすごく高性能で高効率で冷えたといっても結局それが動くことで地球温暖化にはつながっていくということです。
地球規模が大きすぎるのでそのレベルでエネルギーの変換が行われない限り温暖化の方向は正しいはずです。
じゃあ一番温暖化対策に効くのはなにか?
何もしないことです。動かないのがいい。活動禁止。
そうすれば地球温暖化も防げます。
でもそれって人間にとってどうなんでしょう?地球上の動植物、生き物は動くことで成り立っています。
人間は無駄なことをたくさんしている分、喜怒哀楽を享受しています。
生きるということは動くことなんですね。エネルギーをいろいろ変化させて楽しんでいる。
熱力学的には絶対零度というマイナス273.15℃だと運動できないことになるんですが、
計算上そうなってしまう(と考えると便利な)だけで、実際のところ絶対零度でも電子のスピンは動いていて、
止まっているわけではないそうです。量子力学的なふるまいが起きる領域になるので、
そこにあるのかないのかよくわからないけどその両方を認める!みたいな世界です。
話がややこしくなりました。結局のところ、エアコンを作動させて涼しい室内が得られた分、
外の空気にはその分と少し足した分を温めているのです。
みんなが文明の利器を使えば使うほど、温暖化は進み、どんなに効率が良い製品ができても
温暖化が減る方向にはいかないわけです。ちりも積もれば山となり、地球はエアコンのせいで少し温まります。
ただ本当に温まっているかというと実はわかっていません。もしかしたら冷めているかも。え?
地球規模で考えると、例えばですけれど今、地球の自転はある基準を固定して考えると
24時間で一回転しています。これを同じ基準から見た状態で12時間で一周するように
地球そのものの運動エネルギーが変わるともしかすると大気の温度は少しは下がるかもしれません。
ある時点で地球として持っているエネルギーのうち運動エネルギーに使うことで熱エネルギー分を減らすわけです。
ただ常時太陽というエネルギー供給源にさらされている限り減らすのは難しいのかも。
地球の回転が速くなると、遠心力で地球内部の溶けた鉄が火口から噴出して、地上の水分が雲を作り太陽光を吸収して
温暖化が進む可能性もあるかもしれません。いや地球が膨張して角速度が落ちるかもしれません。
まあ、そんなことで、地球という物体は太陽光という外部エネルギーを得て、少しずつ暖かくなっていくのは
防ぎようがありませんので人間の知恵でその世代の人間がちょっとずつ便利に生活できるように
工夫していくしかありませんね。まあ、数億年後には地球より少し太陽から遠い火星に生命がいるのは
想像できる話です。
一バイク屋の妄想と現実のエネルギー問題の話でした。
結論。人間が生活するのに便利な電気エネルギーは必要量作る必要があります。
石油もガスも元はといえば太陽のエネルギーです。長い時間をかけて
太陽エネルギーによってプランクトンがたまった最終的なものが石油という話もありますし、
(本当はよくわかっていないらしいです)、原子力もその原料となるウランなども太陽によって
長い時間をかけて地球内で作られた(もしくは宇宙のどこかからやってきた)ものでしょう。
人間の知恵で最近になって原子力というものを身近に得る方法を得たわけですから、
それを良い方向で使うのは正しい選択です。兵器に使うのは正しいかはわかりませんが、
使われないことを期待します。
エアコンも必要な時には使って、不要な時には止めればいい。足りないなら電力を作る方法を
考えないといけない。電力とはエネルギーの一つの使い方なので、いろんなエネルギーから
電気エネルギーに変える方法を人間は知恵でなんとかできるわけです。
石油が足りないなら石油を作ろう。原子力の効率が良いなら安全に使える方法を考えよう。
地球が温まりすぎるなら冷やす方法も考えてみよう。
どちらにしても数千年くらいのスパンでの開発になるだろうから、いま人生100年の人間は、
未来の人たちに希望をバトンタッチするために、今できることをして未来につなげばいいと
思うんです。
2000年くらい前に2000年後も人々が戦争するネタを作っている宗教ってやつは、
いまだに好きになれませんけどね。でもたぶん後世の人のことを考えて始めたんだと
思うんです。今、私たちができることはなんでしょうか?
昨日裁判所に行った。
別に悪いことをした訳じゃないのに緊張する。
(何かやましいことでも。。。)
裁判員制度による裁判員の抽選とやらである。
9時半受付とのことであったが、気の小さい私は
遅刻しては絶対にならん、というプレッシャーを感じ、
朝7時前には家を出て、7時過ぎの相鉄に乗った。
毎日こんな混雑した乗り物に乗って朝から憂鬱な気分で
仕事なんかできるのか?と日本の生産性の低さがココにある、と
信じつつ、絶対に通勤1時間とかありえん、と再確認。
横浜地裁の最寄りの駅である日大通り前駅には、8時すぎに
ついてしまった。
せっかくの朝なので時間まで港の方へ散歩。
飛鳥Ⅱがいた。大さん橋。大型の船が入港するとここに係留される。
しかし大さん橋から関内につながる道の左右は、30年前から全然変わっていない。
30年前は大さん橋なかったけど。。。
当時付き合ってた彼女と夜な夜なデートした場所。懐かしいな。
コロナのせいか、むしろ空き店舗が目立っている。
ここに普通の自転車修理屋さんとかバイクの修理屋さんをやりたいな、とふと思う。
現実としてはたぶん家賃が10坪も借りると100万円はするだろうから
厳しいんだとは思う。でも5坪くらいで飲食業ならやっていけるんじゃないだろうか?
従業員ふたり。カウンターと店先の歩道にパラソルでも立てて10席くらいのお店。
海外から船でやってくるお客さんをまずは日本酒でもてなす。
和洋折衷でちょっとしたツキダシを出して50ドル。払うんじゃないだろうか?
なんてくだらない想像をしながら朝の公園へ。
公園のベンチにカジュアルなスーツを着たオジサンがノートPCを広げ仕事をしている(らしい)。
その少し先に、すんごいカジュアルな(ラフともいう)服を着たオジサンが鳩を集めている。
タカ派とハト派か。
その横を肉を揺らせながら走るジャージ姿のオバサン。
なんだか朝の公園ってもう少しさわやかなんじゃないのか?と海のほうに目をやると
薄い油とゴミが大量に浮いている海面。その横に洗練されていない観光用のボート。
シドニーのダーリングハーバーにはなれないなあ、ここは。
そんなことを感じました。私がここの経済活性を担う仕事に就いたとしたら
まず清掃。日が明ける前の早朝に大がかりな清掃システムを作る。
消防車のような大型の圧縮水を出せる清掃車でノズルからバーっとゴミも葉っぱも全部
吐き流してしまう。自走式の道路清掃車(海外によくある)で道路わきのゴミも走りながら取る。
そしてボートの係留をもっときれいな感じにして、
波止場にテキヤ、もとい、洒落たデリバリーフードカーなどを配置させて歩行者天国に。
少し陸寄りには、ナイトレストランやバーをたくさん作って夜は音楽を許す。
音を出すとジャスラックがうるさいので、地域としてジャスラックに支払い、各店舗は自由に
音楽をかけてもらう。(法的にどうなのかはしらない)
港からはイエローボート(船のタクシー)をたくさん置いて、観光で湾内をぐるっと
回ったり、ここからみなとみらい各地やビッグサイトや幕張、ディズニーランド行の船を出す。
みなとみらいには高級なホテルが多いから、野毛や関内の怪しい地域を若者に
開放して世界中のバックパッカーが集まる場所にする。(西成はそうなったらしい。本当に?)
よくわからないゴンドラよりもきれいなビーチやスケボーパークを作ってスポーツ要素を
取り入れたほうがいいんじゃないかな、と。
これだけ汚れた海がきれいなビーチになるのかどうかはわかりませんが。。。
話が大脱線しました。9時になったので裁判所に入ります。一番乗りでした。
入口のセキュリティが厳しくなっていて、空港の税関のよう。裁判員の方は
横のルートでパス。鉄心入りの安全靴を履いていたのでおそらく通ると
なんらかの反応が出たはず。裁判所に緊張感を漂わせるのはよくない。
そう、また少し脱線するが、世の中の靴は軽すぎる。重い靴がない。
なんでも軽いのがいいわけでもなく私は運動不足なのでとにかく重いのが好き。
鉄心入り安全靴にソールには踏み抜き防止(釘などが下から刺さらないように)の
鉛の入ったシートを入れてある(このシートだけで500gある)。
重たい靴で歩き回れば健康にもいいんじゃない?と思う人は少ないのか、
ウォーキングシューズはやたらと軽い。紙でできてるんじゃないのか?と思うくらい。
反論。重い靴を作れば売れますシューズメーカーさん!
閑話休題。
待合室に通され数枚のA4の書類に目を通す。来た順に番号が振られて
そのあとは番号で呼ばれるシステム。私は1番さん。
前には大型スクリーンに本日のスケジュールが映し出されている。
コロナ禍のため長テーブルにひとり、千鳥配置で座る。これは今の大学も同じ。
30分ほど時間があったので鞄から燃え殻さんの小説を取り出して読んだ。
クラシック音楽が流れるなか次々と候補者が入って着席する。チラリとみると
あまり若い人はいない。いちおう無作為の抽選ということだが、見た感じ
真面目そうな普通の人が多い。無作為のわりに7割くらいが男性だったように思う。
極端に若い人や老人はいなかった。やんちゃな感じの人もいなかった。
TPOなんだろうか?私ですら普段は着ない襟付きの服で行った。裁判所パワーおそるべし。
時間が来た。裁判所の職員の説明が始まり、DVD鑑賞。
この制度の仕組みや手続きについての説明であった。
続けて裁判官、検察官、弁護士、書記の方が
現れ、紹介される。思ったより裁判官は気さくな方だった。
そしていよいよ本題の裁判の内容について大型画面にドーンと内容が出た。
うーむ。ここではとても書けない。
なんちゅう悪い奴だ。死刑!(と心の中で判決)
加害者の本名がバーンと出ている、しかも赤字で。被害者はAとなっている。
住所も途中まで出てるし、これってまだ犯罪者確定でもないけれど
結構個人情報の垂れ流しやな、と感じてしまった。
あとでググるか、とも思ったが事件が事件だけに見るのも触るのも怖いな、とも。
(実際緊張していたせいか帰り道には名前なんだっけ?と忘れていた)
概要を知ったところで当日向けのアンケート記入時間。
この事件を事前に知っていましたか?とか、知っていたらソースは?とか、
関係者ではありませんか?とか
あと、なんでもいいので困っていることがあるならと自由記載欄。
正直に、仮に日当1万円もらっても当社の経営上は全然足りないので
ひと月に9回もここに来ていたら経営が成り立たないんじゃないかと不安です、
と書きました。全体の説明が終わったあと休憩時間を兼ねて、
質問を書いた人を個別に呼んで事情を聞いてくれる時間。
1番さん、と呼ばれて、別室に入るとそこには10人くらいが
コの字に座られ真ん中にさきほどの裁判官がおられた。
そこに座ってください、と言われ、まるで尋問を受けるような。。。
ただ裁判官ってのはこんなに優しい声のかけ方をするのか、というくらい
丁寧に静かに言葉を選んで話してくれたので、少し緊張もほぐれ、
さきほどのアンケートに補足するように、リアルに、うちの店は月の家賃が24万円ほどで
そこからさらに経費がかかって、ひとりで経営しているので、
仮に日当1万円出たとしても毎週二日、三日も朝9時から夕方5時まで拘束されて
ここに来るとなると本当に厳しいんです、と。
すると裁判官は、わかりました、と一言。(特に除外してくれたかはわからない)
退室し、30分ほど待ち時間。他の方の聴取も終わり、いよいよ抽選会。
公的機関なので筒に入った棒で選ぶアナログ式なのかと思いきや、
前にあるパソコンで選びます、とのこと。
23人中6人が当選で2人が予備当選。
見事に外れました!(嬉しい!)二俣川の学科試験の合格よりも嬉しかった。
先に除外してくれたかはわかりません。
ですがまだ油断なりません。今年裁判員の名簿に載った人はまた選ばれる可能性があるとのこと。
ほぼ当たる確率はゼロなんですが。。。。
実は当たってました(トホホ。。。)
帰りに、裁判所1階にある本日の裁判という掲示板を見ました。民事と刑事裁判は3:1くらいの量です。
圧倒的に民事が多い。みると不動産会社が原告が多いので、やはり法律をよく知る業界が
利用しているんだなあ、と。
裁判員制度では刑事事件の方を担当するらしいんですが、
刑事事件の方を見ますと8件くらいあって1件は不法滞在か何かの事件。
で、残りの傷害やら強盗やらいろいろあったんですが(被告の名前も全部載ってる)、
ほぼ
覚せい剤がらみ
でした。おー怖。つまり横浜から覚せい剤を撲滅すればですね、ほとんどの刑事事件は
起きないんじゃないか、と。強盗やらもそうですが、もしかするとあおり運転とかですね、
みんなヤク中だからじゃないのか?と思ったわけです。
それよりもむしろこんなに身近にあるのか覚せい剤、って思いました。
日本は医療大麻も含めて、認可しないことで平和なのかな、と思った次第。
個人的にはタバコから大麻、そしてエスカレートして変な薬物、覚せい剤、ってなるわけだから、
タバコも禁止していいと思っています。
いろんな人が反対するかもしれませんが(特に国の財源としては)、あれ必要ですか?
タバコ吸ってがんが増えてるのは統計的に合っていると思うので、喫煙者は医療費負担を
増やすべきと思います。同じ治療をしても違う料金で。
健康な生活をしている人が一番損しているんです。不公平です。
ということでパチンコ屋とタバコは無くてもいいと思っています。(客が半分減るな)
ということで、あまり裁判員制度について知る人は少ないので、ギリギリ書けるところまで
書きました。いや、しかしもし担当になっていたら、死刑でお願いします!って言っただろうな。
庶民感情、舐めたらあきません。あ、でも本当に事件があったのかどうかから含めて
ひとりひとりがちゃんと仕事しないといけないなあとそれは思いました。
最初の警察官の書いた調書ひとつ、正しいとは限りませんから(経験あり)。
なんせ警察官の国語力。作文力っていうんですかね、全然ですよ、本当に。
調書は専門の人に書かせるべきです、通訳のように。最初からズレると最後まで困ります。
店の前の工事。もう3年くらい前からちょこちょこ掘り返しては
埋めて、何やってるんだろう?って思っていましたが、
今回は店に近い側を掘るので店からバイクの出し入れもできませんし、
前後200mくらい通行止めにしていますので、お客さんも
来られません。
訴えてやる!
って言いたいくらいですが、水道工事らしくインフラなのでしょうがない。
と思っていたんですが、市の担当者が見に来られたときに話をしたところ、
どうもインフラってのは市が計画して工事しているのではなくて、
工事業者がこういう仕事したいからどう?
みたいな感じで発注されたものに許可を与えているみたいなことを言っていました。
つまりのところ、店の前の道の周りに住んでいる人はみんないい人で
インフラ工事だから文句も言わず騒音とホコリ、そして振動を我慢していて
文句が出ないので次から次へと違う工事が同じ道路で行われているわけです。
ところがもし道路の周りの人が苦情を言いまくると、この道では
工事そのものが許可されない可能性もあるということです。
市長はハンコ押すならちゃんと現場をみて押すべきですね。
必要かどうかの判断だけでなく現場で何が起きているかを知るべきです。
なんせ毎年毎年、雨水の管、ガス管、新しい水道管、今回は古い水道管取って雨水のもう一つの管。
そして工事のたびに道路がガタガタになるのでその舗装工事、と。何年間同じところ掘り返してるんだって。
目の前の200mの工事は6400万円と書いてありました。
毎日警備の人含めて10人くらいでやっていますから、
重機等のレンタルと材料代を差っ引いてもひとり500万円くらいの
工事なのかな?と
ま、その多くは請け負った会社の上流の会社が持っていく業界ですから
現場の人は60日働いたら120万円ってところでしょうか?日当2万もないか。
ほとんどピンハネだとは思います。一人300万円くらいは抜かれているはず。
こちとら純正部品1080円で仕入れが980円で送料が急いでもらって600円取られたり
で500円赤字~、とやってるのを考えると、虚しくなりますな。
このコロナ禍で、オンライン授業を受けている学生さんも近くに住んでいますが、
パソコンから何も聞こえない、というくらいの騒音ですから、
学生さんも勉強になりません。バイク屋さんも仕事になりません。
さすがに単位が取れなくなる大事な講義のときに、クレーム電話が市に入ったみたいで
その日は半日で切り上げられたんですが、単に工事が延期になっただけ。
毎日4mずつ進むんです。朝2~3時間かけて掘って、管を埋めるのが1時間くらい、
その後また2~3時間かけて埋める。しかも法律通り休憩時間はしっかりとり
雨の日は休む。次の日は、昨日工事したところの続きを掘りかえす。
現場が4時に終わっても、時間つぶしで5時くらいまでしばらく談笑されているから
当方も作業ができません。早く帰ってほしい。日本って平和やなって思います。
一気にやれば一週間もかからないのに、これを何か月もかける。
バイク整備でいえばなんですかね、4気筒のピストン4個交換するのに、今日は
1個変えて一度組んで、次の日はまた隣のピストン変えて、また閉めて。
なんて馬鹿な作業をしているわけですな。
ま、私も若いころに現場仕事していたので、作業側の立場もわかるんですけどね。
早くやったら次の予算が小さくなるからできるだけ無駄に長くやる。
問題は同じ場所を何年もやることを許可する市長の問題かな、と。
で、ひとつだけ言わせてもらうとこの工事は無駄だらけなのですが、
全部私たちの税金で成り立っているわけです。
なんでこうイラついているかといいますと、うちの会社にはまだ少しお金が
残っていますが、私個人の口座のお金がいよいよって感じで、
さてどうしたものか?と。
みなさんお金が無くなると困りますよね。どうします?
とりあえず働きます。でも昼は身動きが取れないから夜に働きます。
早く作業したいのに、邪魔な作業員は時間来るまでそこにいるんです。
店の真ん前にトラック止めて。
仕事ないなら早く帰れ!会社でも5時までいたら邪魔な人いるじゃないですか、
仕事ないんだから早退してくれと。上司は適材適所に配置してくれ、と。
昼は騒音の中、事務仕事やらをしてストレスを貯め、夜静かになってやっと
整備の仕事を始める。21時以降はさすがにご近所迷惑だから進まない。
そんな何か月かが続いている今日です。
うちも効率が悪すぎて、でも人を雇う余裕もなく、悪いスパイラルにいるのは
間違いありません。なんとかしたいなあ、ほんと。
何かものづくりなどの会社を興したい人は、30代のころにちゃんと
定年くらいまでの30年くらいの計画を作って、早めに工場を建てるなり
するのがよいと思いますよ。
40代、50代になったら銀行さんは貸してくれませんから。
ベンチャーも若い人向けの特権ですから。
がんばってるオジサンに融資してくれるエンジェル投資家は
どこかに居ないもんですかねえ?
ま、とりあえず日銭を自分の技能で稼いでいるだけ私は幸せかなと
思いながら生きています。若い人にこうなったらあかんよ、と。伝えたい。
ちょっとストレス溜まりすぎています。
ストレス発散にバイクや車には乗りません。酒も飲みません。
難しい本を読むのが一番いいかな、と。でもそれだと
眠れなくなるから、さらに体調が悪くなるスパイラルに。。。