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今日が当社五期目の決算です。今期最後の納車を先ほどしてきました。
今朝はとても青い空で、爽快な朝でしたが、とても静かでした。
鳥の声がしない。
なにか嫌な予感もありましたが、残念ながら事件は起きてしまいました。
私、家を出てもう35年くらいになるんですが、実の母よりもこちらのママの方が
お世話になった時間は長かったんだなあ、と今日気づきました。
あまりに突然の出来事だったので、書くことも思いつきません。
色々しかってくれたり、助言をくれたり、
今回も少し時間がかかるような気がします。
安らかに眠って欲しいです。ゼフィールのママへ。
ありがとうございました。
友人が部屋の整理をしているというので、カゴなどの自転車の部品をいくつかもらいました。
少しずつ荷物を減らしておきたいとのこと。
エンディングノートではないですが、年齢もまだ50に行ってないのにえらいなあ、と。
最近は自転車の修理も時々入りますので、こういった部品もいつかは役に立ちます。
私はといえば、特に欲しいモノはあまりなく、
今のうちに乗っておかないと将来乗れそうにない燃費の悪いクルマくらいは
乗っておきたいなあ、くらいです。あ、嫁さんは欲しいです。
私はモノが多いとよく言われるんですが、ほとんどのモノは仕事用であって、
自身のモノはとても少ないと思っています。趣味が仕事みたいなところもあり、
別に特別な工具を集めたりもしませんし、マニアのようなこだわりもありません。
個人的に持っているモノの90%は書籍で、ま、流し読みですが
一度は読んだので頭の中に少しは入っているはず。
だから捨てようと思えば捨ててしまってもいい。
でも、あとで読み返したいなあ、と思うと捨てられず平積み。
そろそろ床が抜けんじゃないかと思っていますので少しずつ処分してきたいと思っています。
今月は、決算なので店の棚卸もしなくてはいけません。
経理ソフトの弥生会計もアップデートにはWin10が必須になったので、
会計専用ノートパソコンも交換しなくてはならなくなりました。
こういった制限がなければ、本当に物理的に壊れるまで使うのが私の性格です。
で、この決算を機にノートパソコンを変える予定です。そうすると古いパソコンが一つ増える。
捨てればいいのに、何かに使えるかな?と置いておくのでモノが増える。
そう、何かに使えるかな?というこのワードが恐怖の言葉。
なかなか荷物は減りません。仕事の部品は在庫レスに向かいたいのですが、
緊急仕事で早く治すということもお客さんのご要望としては大きいので
なんとなく在庫を持っていたいんですね。
でも最近は、そういった「すぐにできる」という付加価値は、お客さんの甘えであって
諦めてもらえることも知っています。コロナ禍の余裕、と呼びます。
今日修理できますか?という要望も、リスク管理で対応できるようにしていましたが、
明日でも明後日でも本当はいいんじゃないか、とそう思うわけです。
コロナもワクチンがそろそろ出回ってくるので、楽観的なところはありますが、
よく考えないといけないのは、いまだにコロナがナニモノかは、実は誰もわかっていないことです。
薬の開発には通常10年かかるわけですから、たったの半年、1年で作った薬が
効果を発揮すればいいのでしょうけれど、なかなかそう簡単にはいかないんじゃないかな、と。
3DのCADが普及して、動作シミュレーションもサクサクできる時代になりましたが、
試作なしの一発勝負で完璧な製品が出来た、というのは聞きません。
ある程度、市場でトラブルが起きて修正を重ねて製品が熟成する。
今後、こういう製品づくりが一般的になるようには思いますが、人間の安全、環境負荷等を
考慮すると、まず市場に急いで出して、というやり方は非常に怖いものです。
ある程度安定するまでにはあと数年はかかるかな、と。そう感じています。
そして基礎疾患のある方。
長く薬を飲んで治療中の方とか、最近手術して体力が衰えている方、とか。
バブル時代において暴飲暴食をせざるを得なかった接待漬けの営業の方も
おそらく胃腸は基礎疾患。精神的に心も基礎疾患かもしれませんね。政治家の方はとくに。
最近、病気治療中だった方や長年の喫煙、飲酒、高血圧の方、いいもんばっかり食ってた方も要注意。
うちのお客さんで、昨年末と、つい先週、お二人お亡くなりになりました。
年末になかなかベッドが空かなくて、やっと空いたと思ったら、あっという間でした。
ほんとつい最近まで笑顔で店に顔を出してくれたのに、
人間って本当にあっという間に終わるんだな、と、他人事のように、
そして実感が無い状態で死を知らされます。
今日、その方のバイクの廃車手続きをしたのですが、廃車するのに生年月日の記入欄があって、
死んだ人の生まれた日を書くなんて。。。
なんか時間が止まった感じがしました。人間なんて紙切れ1枚の上に。。。言葉にできません。
コロナをなめてはいけません。
夜8時以降は、店も開いていない時期です。夜9時に寝て朝6時に起きるような
昭和時代の生活様式もいいんじゃないかな、と思うわけです。
朝のラジオ体操なんかもいいですね。コロナ禍で運動をする人が増えたと聞きます。
今一度生活を改善していきたいなあと思いつつ、長年染みついた、長時間労働、無休労働から
遠ざかると、なにか生活リズムが合わなくて、調子が狂います。
調子が狂っている私なんですが、最近また店の仕事の後に、深夜バイトを入れるようになりましたら、
少し調子が良くなりました。
これではいかん、と思っているところです。これは基礎疾患です。生活不安定をもう20年以上。
私がコロナにかかったら、たぶんあっという間に終わるんだろうな、と。
そう思うと、今の在庫はなんとか減らしておかないと。。。倉庫も掃除しておかないと。。。紙切れ1枚に収まらんな、と。
プレッシャーが。。。。
何がともあれ、人の終わりはあっという間ということを知らしめられた1週間でした。
手洗いしましょう。3密避けましょう。健康的な生活を維持しましょう。それだけです。
ちょっとお金に余裕が出来たので(借金しただけですが)、
仕事にも余裕が出てきました。
無理して仕事を引き受けることもしなくていいし、
支払い前に闇バイト?をする必要もなくなったし、
時間をお金で買うこともできるようになりました。
だがしかし、人間というのはつくづく甘えに弱いと思いました。
以前から修理して販売したいバイクを持っているのですが、
エンジンを丸ごと載せ替えないとどうにもならないバイクで、
でもエンジン回りと消耗品やガスケットパッキン類を交換するための
7〜8万円の部品代が出せないのでしばらく諦めていました。
で、お金が入ったのでじゃあ直そうかと思ったのですが、
直して売ってもせいぜいそのバイクの市場価格は10万円です。
利益2〜3万円のために何十時間も整備する必要はあるのだろうか?
とふと我に返り、修理せずに3万円で売れるということに気が付きます。
最初から3万円で売ればいいのに、と思うのですが、お金に余裕がないときは
この「モノ」が資産であって、手放してしまうとお金もモノも無くなって
不安でしょうがない
という状況。この状況を打開したはずの「借金」は、不安の解消とともに
モチベーションをも取っていったように思います。
ということで、昨年から待っていただいていた作業を少しずつできるようになり、
そちらを優先に。。。
ところがなんだか新聞屋さんに振り回されてしまって、緊急仕事ばかり。
見ると素人整備で自分で壊しているのばかりなので、
しょうがないなあ。。。と
でも、それを頑張って直している従業員さんの顔を思い浮かべながら作業しています。
業務使用のバイクは、信頼こそ命なはずですが、今どきのベンリーやギアは
とにかく消耗品の壊れ方が激しい。
プーリーもクラッチもベルトもあっという間に終わります。
ブレーキも全然ダメ。
昔のカブは本当にすごいバイクだったんだなあと今更ながらに思います。
宗一郎さんエライ!(生きてたらモンキー飛んでくるはずです)
今月は当社の決算でもあり、新規雇用の方の手続きとそれに伴う店の改造。
そして処分すべきバイクや、行政とのやりとり。
やることは本当に一杯ありますが、夜中にバイトしなくてよくなったので
とても充実した生活になりつつあります。
今の私の場合の充実は、バイクのことや仕事の将来を本を読みながら想像することで
満たされます。
溜まったマイルで海外旅行も出来なくなりました。
寝る時間も増えたし、仕事時間も毎日15時間くらいまで減らしたので、本を読む時間が
増えました。今年から取り始めた新聞も毎朝読めるようになりました。
すごく気持ちは楽なんですが、なんでしょう、何かが足りない。
緊張感、というか、必死感というか。
明日の支払いになんとか間に合わせるためにあーだこーだと
やっていた昨年末までの、ギリギリの気分が無くなって、
いまちょっと徒労感と脱力感でいっぱいです。
新しい仕事を考えているときが楽しいのですが、その間にも
こんなことしてていいんだろうか?もっと働かないと、と。
結局小さいころからの環境は、なかなか変えられないし、お金じゃ解決しないんだと
思います。
貧乏は貧乏なりに楽しめばいい。仕事なくなったら次の仕事を探せばいい。
甘えは人生にとって無駄だな、と。
経営を厳しく進めていきたいと思います。もうひとつモチベーションが足りないんですが、
たぶんそれは人と会話することがなくなったからだと思われます。
クラブハウスが流行る理由もわからなくはない。
誰かクラブハウス招待してください!
huey_yada
私、考え事が増えると著しく白髪が増えるんです。
突然増えて、あるときまた黒くなる。
そんなことがあるのかなあ?と思うんですが、不思議です。
少し前に大学に通っていた時は、ちょっと複雑なことをいろいろと
考えているとやはり白髪が増えました。しかも両耳の上あたりから
後頭部をぐるっと一周。
みんなに変な白髪と言われましたが、
とりあえず天使の輪が上に飛び立つ前!
ということにしておきました。
で、最近また白髪。お金の面での苦労は先月とりあえず解決したので
ホッとしたのですが、コロナのせいでしょうか?
この先行きの不安感。
色々考えることはあり、実行に移したい事業もあります。
ですが何をするにも壁だらけ。
新事業で車いすの方を採用することになり、店の工事見積もりを
業者さんに何人か見てもらったんですが、みなさん、
え、この建物は無理だよ、
と。なにやらバリアフリー工事ってのは規格があるらしく、
車いすが安全に通るようにということだから当然なんですが、
建物の設計が昭和40年と古く、柱と柱の間隔が合わないらしいんです。
で、私が、じゃあこの柱を切ってもらって。。。
なんていうと、
倒れますよ、舐めたらヤバいっすよ!
と。この時代の建物は、木造の細い木の組み合わせでうまくバランスを取って
作ってあるらしく、まあクルマでいえばモノコック構造というところでしょうか。
とにかく細いからとひとつ柱を切ると、大変なことになるらしいです。
地震対策もされていない当時の設計ですから、当然と言えば当然かもしれません。
で、いろんなところにお願いにも行っていたのですが、それらも全部アウト!
しゃあない。やれる範囲で置かれた立場で花を咲かせるしかないな、と。
一応今月くらいには新しい仕事をしてもらう予定だったのですが、
4月まで延期。
確保していた駐車場も大家さんに延期してもらって、と。
一度、今の整備の仕事を止めて、一気に工事と新事業への展開を考えたいし、
それをする余裕は今あります。明日の支払い、今月の家賃、といった
追われることが先月の借金でとりあえず無くなったので、
私自身の生活費と家賃が払えれば仕事を止めてもいいわけです。
そんなことを考えていたら、突如の外乱。(制御工学的な意味の外乱です)
まず、新聞屋さんが、ご自身でメンテされているバイクを壊してしまって、
配達で使うので急いで直してほしい、と。
他のバイク屋さんが次々と暖簾をおろしたせいか、そんな仕事が舞い込んできます。
さらにその新聞屋さんも他の新聞屋さんが廃業されたのを引き継いで
大きな新聞屋さんになったせいで、(いまやベトナム人女性が配達してます)
その増えたバイクの修理が舞い込んできます。
嬉しい悲鳴?
そんなことはありません。いままでもお付き合いがあったので
格安で作業していたために、時間ばかりかかって利益が出ません。
さらにそのせいで各月の売り上げが上がったため(利益は逆に下がってしまった)
助成金やらの申請が通らなくなって、という悪循環。
ギリギリで経営している会社は、給付金等の対象にもなりにくいという現状を
知っているのかなと思うわけです。
共産党の議員さんが来たので、その話をしたんですが、困っている人のターゲットが
間違っていると何度も伝えました。
本当に隠れて困っている人は、声も出せずにいるんですよ、と。
その隠れて困っている人を助ける仕事が新事業です。
詳しくは後日書きますが、障害者が補助を受けられない車いすなどの修理や整備、改造を
する仕事です。
今回、雇う予定(まだ契約していないので予定)の方も、車いすの不具合でメーカーに
注文したところ24万円だったとのこと。
じゃあ、うちでやろうよそれ、という話に。私も溶接仕事くらいはできるので、
最近も折れたフレームをちゃちゃっと修理して、はい2000円!で利益出るんです。
別の外乱もあります。
それは同業他社の影響です。ネットでバイクを探して買う時代ですが、
買ってきた後の不具合をフォローする店がほとんどない。
ノークレーム、ノーリターンとかいう事業としてあるまじき習慣が定着しつつあります。
そのせいか、お客さんもモノに対するこだわりとか愛着が薄くなってきたようです。
あー、騙されたー
と苦情をなぜかうちに来て話され、しょうがないので世の中のバイク事情とか
そのバイクの症状確認とか、一円の得にもならないことで数時間。
本当に毎日のように何時間もそういった方の相談で時間が過ぎていきます。
他店のしりぬぐいをするつもりはありませんが、バイク業界への否定感は
少しでも改善しておきたい、という感じです。
多くのトラブルは、そういったいい加減な店だけでなく、それを簡単に許容する
お客さんの側にもあります。
またぶり返すようで申し訳ないのですが、結婚相手を決めるつもりで買え、と
私はいつも言うんです。(最近は心の中だけ、言葉にするとナントカハラスメントになる)
飽きたら捨てるんですか?別れるんですか?
最初の印象が良かったから付き合ったけどすぐにポイですか?と。
100%完璧じゃなかったから捨てるんですか?
ま、モノと人を一緒にするのは良くないですが、
せっかく出会ったのだから、たとえ相場よりずっと高くなっても
直して使えばいいんじゃないかと思うわけです。
でも通勤用スクーターに10万円の修理代なんて払う人は居ません。
そもそも通勤という大事な意味があるのに、格安のもので済ませようという考え方が
会社をなめてます。
会社は通勤費用も払って、通勤時も労災になるように保険もかけてくれています。
それをボロボロの信頼性も安全性も欠けているバイクを自ら選んで買って、
壊れたから今日は遅刻します、突然コントロール失って事故しました、
で会社は半休にしてくれたり、労災で治療費払ってくれたりして、さらに
それによる仕事の遅れや他の方にかかる迷惑も許容してくれます。
ありえませんね。やはり、家を出た瞬間から会社に守られているという実感があれば
通勤車両は信頼のおける新車や中古車を購入すべきです。
そういった外乱が先月から今月にかけて数日おきに入ったもので、ちょっとイライラする
時間も増えました。借金したので気は楽になったはずなのに、余計にストレスが溜まってしまいました。
ええ、一度、1か月くらい休んで立て直したいところですが、車検や保険の仕事は
飛び飛びに入ってくるのと、私がクラッシャーと呼んでいる、バイクをつぶすオーナーさんも
また現れたせいで、仕事の進みは悪いです。
で、これは外乱ではないのですが、新事業の一環として、EVスクーターを取り扱うことにしたのですが、
残念ながら結構大変です。
新車納車前の故障発覚で、その対応に何十時間もかかります。車体販売の利益なんてとうにすっ飛んでいます。
電気自動車、バイク、スクーターの欠点は、開発や製作が他国でやっていて、
その設計思想やプログラム、アルゴリズムなどが完全にブラックボックスでどうにもできないことと、
使っている部品、たとえば配線やその端子のコネクターが、開けてみると本当にこんなので大丈夫か?
というレベルの品質。さらに組み立て品質がとても悪い。
こんなに調整や納車整備が必要なら、最初から自分で作った方がいいな、と。
ブラックボックス化されたものは、やりようがないんです。
そのブラックボックスが常に改善されていくテスラという製品の方向性は正しいのですが、
完成品にこだわるという日本人にはなかなか受け入れられにくい。でもその完成度は非常に高く、
自動車分野としてのいままでの保守的な製造の革命なんじゃないかと思うわけです。
EVスクーターは、残念ながら改善はされにくい作りです。今回不具合があっても
その情報を自動で収集できるわけでもなく、代理店が上にあげてもおそらく対応は
次の製品か半年、1年後といった感じでしょう。
この数年で一気にEV化はクルマもバイクも進んでいくと思われるので、
ネットにつながっていない(情報を集められない、アップグレードできない)車両は
時代遅れになるのは間違いないと思います。
ということで新事業のひとつにEVバイク開発も入れていますが、
まずは目の前にある、新車のEVスクーターの「修理」から。
白髪が減るのはいつになるのでしょうか。。。