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もう月末です.今月は本当に速かった.
しかもかなりおカネに苦労した.
今日なんとか振込みはすべて終わってホッと一息.
しかし,明日からまた新たな戦い.10日までに
部品代の掛け分40万ほど...なんとかせねば.
今日はハロウィンとのことで,小学生の来襲に備えて
昨夜,お菓子を買っておいたのだが,誰も来ず...
う〜む...みんなどこへ?
肩透かしです.
うちのお客さんもハロウィンということで,
ハロツーなる暴走,もとい,ツーリングをしに県内を走っているらしい.
昨夜も走って大盛り上がりだったらしい.
ま,若いうちは多少の迷惑があっても楽しんでもらえれば
周りも少しは明るくなるかな,と思います.
ただ,一線を越えてはいけません.事故,ケガとかはね.
(脱ぐのはもってのほかです!20歳でこれやったら逮捕です)
次のニュース.先日の高齢者運転の小学生死亡事故.
どうも一晩中走り回っていたようで,ドライバーは記憶が無い,と.
認知症かどうかはわかりませんが,本当に無念です.
別に加害者が責任を認めたところで生き返るわけではありませんから,
加害者の責任問題より,今後起きないように
本質的な議論と行動が必要です.
スピードを取り締まるのではなく,スピードを本質的に
出なくすればいい.その道に応じて制御するような
スマート道路の開発を世界に先立ってやれば
メイドインジャパン,日本の技術力が生活に役立つことを
示せます.縦割りの権力争いはやめてもらって
ここは協力してやってもらいたいものです.
さて,もう一件,言いたいこと.
ガードナーが28日にやっと釈放されて母国オーストラリアに帰国できました.
日本の新聞記事では,一方的に悪いとされていましたが,
果たして胸ぐらをつかんだくらいで12日間も拘束されるものでしょうか?
相手の方も相当な被害届,医者の診断書の提出等が無ければこんなに長く
拘置されることは無かったと思います.
ガードナーはモナコ在住と報道ではされていましたが,実際は
スペインだそうで,これは海外の複数のメディアが確認しているので
たぶん合っています.日本のメディアはかなりいい加減です.
ま,事実は当事者しかわかりませんが,私が当事者なら,
と言う視点でいつも物事を考えます.
私が仮にガードナーに胸ぐらつかまれていて,相手がガードナーと
知らず,とんでもないガイジンくらいの人であっても
12日間も拘置されるほどのことであれば,傷害届けを
取り下げて和解すると思いますけどね.
ちょっとやりすぎでしょう,と.
通常12日間も仕事休んだらその人はクビになりますし,
人生狂いますよね.
ケンカ相手のことをそこまで思うか?とも思いますが,
逆に一生恨まれて,いろいろトラブルになる気がします.
相手が無職のお金持ちでよかった,と言う感じですかね.
とにかくガードナーが釈放されて(罰金30万だそうで...何代だろう?)
その点はよかったです.でももう日本には来てくれないかな...残念です.
とにかく,日本では相手より先に手を出したら終わりです.
身に染みて感じています.
私が日本を離れたい一つの理由は,正義が通らないところがあるからです.
司法や警察,検察はどこかの国のように,
権威と威厳があり,独裁的な部分も持ち合わせます.
同じ人間です.わたしとあなたが入れ替わった人生になったかも
知れないのに,です.
どこの国も一緒かもしれませんが,不公平感もあります.
法をよく知っているひとと,知らない人.
バックが付いている人と付いていない人.
そしてお金がある人と,無い人です.
真面目にひとりで頑張っている人に,助けてやろうって
そういう社会にならないものですかねえ?
ガードナー,12日間誰とも(弁護士以外かな?)話せなかったと
怒っておられましたが,羽田とシドニーでの写真は笑顔だったので
開放の喜びはあったようです.
さて明日から11月.身を引き締めて仕事しよう.
最近,相鉄線の人身事故が連続であって気になっています.
希望が丘という駅らしいんですが,名前に合わず希望を失って,
ということなんでしょうか.
夜10時頃にあった一つ目の飛び込みは男子高校生だそうです.
次の日のお昼前は,20代女性と聞いておりますが,
心に病があったのか,いじめなどなのか,将来を悲観したのか.
青森の女子中学生の飛び込み自殺もニュースで話題になって
いたのが最近です.
アメリカでは,自殺は,一種の伝染病と言う風に捉えられていて,
ウィルス感染などと同じ伝染病を管理監督する官庁が,自殺の原因を調べ,
統計や対策を作っています.
日本は心の病気は自殺のひとつの原因としていますが,
伝染病と言う扱いではありません.
ですが,自殺者のニュースが広がると連続しておきている事実は
統計上あるようです.
悪いニュースが次の悪いニュースを作っているということでしょうか.
良いニュースを広めると,他の方も真似して良いことがおきるなら
いいですね.
さて,技術的に飛び込み自殺をできないように出来ないものか.
電車の前面に,エアバッグと下から救い上げるネットのような
そういうものを取り付けるのはどうでしょうか?
(実は20世紀初旬にクルマが普及し始めたころの対策方法です)
タカタさん,今なら起死回生で新しい技術としてやって欲しいなと.
各駅にホームドアつけるよりコストは安く済みそうです.
ホームドアは飛び越えられると結果は同じですが,
飛び込んでぶつかってもなかなか死ねないということが周知されれば,
前面エアバッグの価値は出るんじゃないかな.
あと昨日のニュースで,80代老人が軽トラで登校中の小学生を
はねて死亡させてしまったこと.はねたというより電柱に挟まった
らしいので,想像を絶する状況だったと思われます.
ヤフーコメントを見ていると,老人からの免許剥奪というのが
かなりあって,そうは言っても地方の老人にはクルマは必要です.
バスが1日に数本の農村地帯は,大型スーパーの進出等で
地元の商店も減り,クルマがないと普段の食生活にも影響が出てきます.
都会にいると車が無くてもなんとかなりますが,田舎ではやっぱり
必要なんですね.それと老人だからおとなしくしてろ,というのも
強引です.クルマは道具のひとつですから,使い方さえ間違えなければ
便利なものであることには違いありません.
老人でなくとも若い人が,運転中にポケモンGOをやっていて
小学生を死亡させてしまった事故というニュースも昨日ありました.
こちらも,運転中のスマホ操作は禁止すべきとのコメントが多くありました.
極論で言えば,カーステからの音楽も,うるさいエンジン音も,
助手席との会話も運転の支障になる可能性はあるわけです.
携帯電話やテレビ,スマホ,ゲーム,
それらは本来はクルマという道具を使う際には邪魔になるものです.
ある程度,自動化や運転補助が進んで,手があまっているので
そういう快適性を求めたり,クルマの中の空間を運転以外の
目的にしようというメーカーの考え方にも問題があります.
また,ゲームを開発した方もまさか自分のせいで小学生が死ぬとは
思いもしなかった(ある程度は予測していたようにも思いますが)
のかはわかりませんが,悲劇はあったわけで気分も良くないでしょう.
私も自分が整備したバイクが事故をしたような話を聞くと
本当に落ち込みます.せっかく整備したバイクを
乗ってくれなかったり,転売されたりしたときも落ち込みますが,
それは一時であって,事故が起きたりしたときは,
何年経っても嫌な思いがずっと残ります.
それが整備をしている際の戒めにもなるといえばなりますが,
やはり楽しく仕事はしたいものです.
さて,科学技術の発達で便利に楽しくなる反面,それらを享受できていない
人たちや,犠牲になる人たちがいます.地球は最大の犠牲者かもしれません.
その上で,歩みを止めないのは,目的があるからです.
おそらくは人々の幸せを求めての目的です.
老人から免許を奪い上げることで,幸せになれるでしょうか.
運転中に運転以外の作業をすることを禁止することで,幸せになるでしょうか.
運転の自動化や,事故時の被害減少技術などいろんなところに
目的があって毎日進歩しています.誰も幸せを望まない人はいません.
でも,一度こういうことが起きると非難轟々です.
打開するには自ら,行動するしかないですね.
技術的には,例えばですが,スマホをクルマにセットしないと
動かないようにして(カギということにして),
スマホ側で飲酒状態や運転者の健康状態,免許の範囲などを
判断させて(そもそもスマホはただの計算機です),
運転を制御するようにするのがいいんじゃないでしょうか.
加速度センサーもGPSも作動させれば事故時のデータも取れますし,
自動でメーカーや保険会社,警察,消防署に事故情報を送ることもできます.
老人の免許剥奪を求めるのなら,老人は交通機関無料にしたり(一部始まっていますね),
地方においては老人タクシーなる無料交通を整備しないとダメだと思います.
ま,一番いいのは,家族が老人を見ることですね.核家族から大家族へ.
家族がいなければ周りの人が助けてあげればいい.
お互い助け合えれば,社会は法律なくとも成立します.
バイクに関して言えば,自動運転も難しいし,社会的には市民権がイマイチですし,
クルマに比べれば弱者だし,なぜか運転モラルもよろしくないですし.
なかなか厳しいところですが,私は,
バランス感覚や手足を使う道具としては,老人にも
乗ってもらいたい乗り物と思っています.
高齢者が動かなくなると,本当に体力が落ちますからね.
私も50歳を目の前にして(あと2年半),
体力とモチベーションの衰えを感じずにいられないところです.
なんとかやっているのは,ある意味貧乏というものが,
生きていく活性剤になっているような気がします.
月末になると今月の家賃や保険,年金が払えるのだろうか,
という不安に襲われる.
髪の毛も薄くなってきた気がする.会社にしてから...
計算上では,昨日3万円のスクーターが売れたので
今月もギリギリ家賃や年金等は払える.
でも給料はやっぱり今月も払えない.
何か自分の所有物を処分してメシを食う以外ない.
どうしようかと悩んでいる時間は無い.
目の前にある仕事を次から次へとこなすのみ.
昨日も朝11時に予約のお客さんが来る予定が10時に来られた.
さらに,二件別件の仕事が入った.
営業時間外の朝と深夜は,保険会社への書類配送や,
仕事のためのバイク配送,引き上げの時間に当てているが
突如,緊急仕事が入ると営業時間外でも対応する.
で,またもやホンダドリームさんに頼んである部品を取りにいけず
一度店に戻る羽目に.結局夕方までに取りにいけず,
次の日,次の日,と先送りになってスケジュールがズタズタになる.
一番かんたんなのは営業時間外は受け付けないと言う方法.
大手の会社は,夕方5時なると突然「本日の営業は終了〜」となる.
だけどああいうのをうちのような零細企業がやると,
お客を減らしてしまう.臨機応変な対応こそ小さい会社の強み,
と思っているのだけれど,これがもしかすると赤字体質の本質なのかも.
さて,ひとりでやっていると言う点で問題なのはわかっているが,
すでに従業員を雇う力(おカネ)は残っていないし,
かといって仕事を選ぶほどの能力もない.来るものは拒まず...
朝起きてから寝るまで仕事.渋滞中に読書をして,
ご飯はできるだけ自炊.週に2000円という食費出費もしっかり
守るようにして,日々が過ぎていく.
気がつくと,あ〜全然進んでないわ〜.
来る日も来る日も,新しいトラブルが舞い込んでくる.
なぜか,おカネのない貧乏人さん(失礼だけど事実)が
集まってくる.
修理しても,修理代は給与日まで待ってくれ,や,
奥さんが許さないので,28日まで待って,とか,
修理は時間かかってもいいから,と早めにもってこられて
置き場がないから他の方の割り込みですぐに修理して
持って行ったら,来月までおカネ払えないから...
この繰り返しです.うちも置き場が無いのは事実なので,
先入れ先出しを徹底したいところですが,難しい.
ということで月末の定例の愚痴は終わりです.
打開策はですね...嫁さんが欲しい.店番をやってくれる嫁さん.
いまなら当社の取締役就任確実です(残業代払わんというのが見え見え).
ま,家族になれば,経費にもなるし,無理も少しは言えるしね,という
甘い考えです.
まあ,難しいことは重々承知していますので,倒れるまで頑張るしかない
というところです.倒れたらとりあえず今入っている生命保険が
使えるなあ,と.
ガンって言われたら保険から100万入って,2,3ヶ月は経営が助かる,的な
不謹慎な考えもちょっと持っていたりします.
体力も本当に落ちているのを実感するし,柔軟性なんてひどいことになって
両手が背中で届かなくなりましたし,
このままの仕事のしかたじゃ病気になりそうだし,なんとかしないとなあ...
ええ,私は自殺はしませんので.いろんな国で必死に生きているひとたちを
目の当たりにして,自分は平和な国で,好きなことやっていて,
ちょっと憂鬱だからって自殺じゃ甘えすぎです.
さて,昨夜に引き上げたパンク修理しないと...
何年か前に海外に行ったときに飛行機の中で見た映画で
Swing Vote
っていうケビンコスナー主演の映画を見ました.
タイトルはつまり浮動票ってことだと思うのですが,
アメリカ大統領を決める選挙で,投票所で偶然電源が切れて
その一票が無効になり,その再投票の一票で決まる,
というコメディ映画でしたが,
もしかするとこれは実際に,有り得るな,とも思ったり.
ちょうどトランプ対クリントンで盛り上がっている(のか?)
アメリカですから,皆に見てもらうといいなと思いました.
日本の選挙は単なる町の街宣低速暴走行為と言ってよく,
その辺の暴走族と私はなんら変わらないと思っています.
走行中にその方の考え方を話せるわけではありませんから,
名前の連呼による,洗脳目的以外にありません.
選挙活動で街宣車の利用は禁止すべきと思います.
選挙に限らず,あの音量はすべての車両で禁止すべきですけどね.
選挙期間中の個人的な献金等が禁止されているのだから,
1軒ずつ挨拶に来られるなら,少しは政治の話もできるでしょうし,
人柄もわかるかもしれません.足で回るというのは
本来はそういうことですね.
1軒ずつなんて効率悪くて回ってられん,と言う政治家は
代議士の意味を間違っていると私は思います.
公民館でもいいじゃないですか.地元の声をしっかりと
捉えてくれる人で纏め上げてくれる人が代議士です.
また見てみたいなと思い、アマゾンで
Swing Voteの日本語字幕版が無いかなあと探していましたら
邦題は「チョイス!」でした.そら見つからんわ...
まだ高いのでチョイスできませんでした...
私,ケビンコスナーの映画は好きで,パーフェクトワールドなんて
何度も見ました.いやあ本当に映画っていいですね.
さいなら,さいなら,さいならっ!
今日の戯言.
新しいタイヤは,一皮向けるまで無理しないようにしましょう!
昨夜変えたばかりのタイヤで一つ目の大きなカーブで
コケタお客さんが居ます.修理代でもう一本いいタイヤが
買えましたね!チョイスミス?
追伸:そのタイヤ交換の際,タイヤレバーが滑って手を地面についた際に
偶然パーツと工具が入ったトレーについてしまい、
トレーの中の工具等(悪いことにモンキーが居た)が反動で飛んできて,
頭に激突.
血まみれになりながらの交換でした.労災ですが,私が社長ですから
労災認定無し.管理責任を問われる立場です.
気をつけましょう...頭部だったので1時間以上出血が止まりませんでした.
ここで病院行ったらもう倒産です.
血まみれでも働かないといけない身分を自覚しております.
世の中,なんだか怖いニュースばかりです.
ニュースは,その媒体にお金を提供している
スポンサーさんのために,目を引くのが仕事ということで,
人が飛びつきそうなものばかりを並べて配信されますから,
当然楽しいニュースとかかわいいニュースとかよりも
恐ろしい,悲惨な,ひどいニュースが優先されるようです.
結局は,目玉商品,客引き商品のひとつとして
ニュースがあるわけです.
ですが,真実の報道は,その後の再発を防ぐためのものでも
あるはずです.興味本位のタイトルのニュースが多いのは
どうかな,と思ったり.
ニュースより個人のブログの方が情報量はある時代ですが,
なんせまとまりません.ソース源もわからないし,
ガセネタ,真実,デマ,あおり,,,
書き方も色々,誹謗中傷の中にも優れた情報が
紛れ込んでいるかもしれません,なんでも有りです.
オートバイの故障情報も然り.
あちらのブログでは,このバイクはココが弱い,
こちらのブログでは,こうするとパワーアップする,
たくさんの情報が流れ,リンクされ,同車種をお持ちの方は
そういうことを気にして,当店のようなバイク屋に,
ここを改善してもらえますか?弱いみたいなので...
と来られる.確かにその情報が当たっているというのもありそうですし,
私個人の意見も入れると変えたいなあというのもあります.
それでもメーカーが数々の試験をした後に
発売したバイクですから,オリジナルにはそこそこ信頼はあります.
どちらかというと,メーカーが指定している整備を
怠っているから起きている故障,
メーカーの想定外の使い方,
というのが故障誘発の本当のところです.
でも,ユーザー側からすると,
それは不便だ,面倒だ,
メーカーがもっと考えるべきだ...
と言う風な考え方もあり(最近はこっちの方が主流か),
一概にメーカーが正しいということもありません.
場合によっては工夫して良くなることも多いです.
ただメーカー的には,それをするとある法規に引っかかるから
型式認定取るのが面倒,とか,
その方式にしたいけれど,コストできつい,とか,
世の中にはこれが良いのはわかっているけど
他社との競合や,部品供給の提携工場等との契約の関係で
どうしてもそれを付けられない,とか,
まあ大人の事情もあるわけです.具体的に書けないのもそういうことです.
相手の特許切れるまで使わんとこう,というのもあったりします.
それでも,個人が改良する分には自由です.いろんなメーカーの
考えを取り入れて総合的に良いバイクにできることもあります.
ただ,全体を見渡せる知識と行動力がある人は減ってきました.
ネットで見た,ある情報だけをすくい取ってそれだけを
とりあえずやってみて喜んでいる,そんなところが多いですね.
それもいいですが,せっかくなのでその現象を自分なりに
考察して原理原則から考えてみると,いつか他のことに役立ちます.
ひとつのことに長けている人は,割と他のことにも応用が効く,
ということが今までの常識でもあったように思うのですが,
(なので何でもできる人っていうのがたまにいる)
最近は,一つのことは本当に詳しいけど,
他のことはまったく興味もなく,見向きもしないから
本当に応用が効かない,役に立たない,
と言う人も増えてきました.
情報過多のおかげで他の方面にさらに首を突っ込まなくなったんじゃないかな
と思うわけです.
昔からメカ屋と電気屋はそれぞれ別でお互いにテリトリーがありましたが
ある程度は,情報も共有して知識も一定のところまでは
あったので話が通じました.顔をあわせるからなおさら雰囲気で通じました.
自然の法則なんて,突き詰めれば原子の動きに他なりません.
電気も機械も材料も,場合によっては人の考え方のようなものも一緒です.
最近は,まったく通じない,というより,
通じても仕方が無いというような
お互い排他的な専門職が増えたように思います.
仕事もメールのやりとりのみで済ませようというのもありますね.
そして排他的だからお金という価値で解決しようとするわけです.
私はビジネスはDEALと言う考え方で
お金じゃなくて,お互いの行動で補完できないかなあと
思っているところもあります.
お互い得意なところをやるかわりに金銭的授受はなくす,と.
(税務署困りますね,きっと!)
これを打開するには,総合的に理解できる人が真ん中に立つか(それを政府と呼びたい),
当店のような中小,零細企業が,多角的な動きをすべきかなと
思うわけです.ところが,やっぱりそういう動きにはお金が掛かります.
別におカネが掛かるのは悪いことではないですが,
貸してくれるところと貸さないところがある時点で不公平です.
(うちは貸してくれない職業です...人間の信頼の問題かな?)
なかなか難しいところです.
医者になる人は,一通り医学を学びますが
仕事としてはテリトリーは割りと狭いところに落ち着きます.
紹介状制があるのは,別のテリトリー(囲い込み)の意味もありますが,
まあお互い分け合って仕事しているのは悪いことではありません.
バイク屋もそうやっていけばいいんですが,
残念ながら,スクーターからハーレーまで.
電球交換から,エンジンのバランス調整まで.
なんでもかんでもやらざるを得ないところもあって
なかなか脱出できないわけです.
うちはキャブ屋です,タイヤ専門です,ブレーキ専門です,
的な分野別になって,それが一つの町にあれば
お互い協力し合ってできそうなものですが,
まあ,日本のこの状況じゃ難しいかな,と.
離れたところに仕事もって行くには運搬せねばならないし,
そのたびにバラしたり組んだりは無駄ですしね.
あっちの店は,腕がいい,こっちの店は安い
程度の差で決めるのがせいぜいかな,と.
なんでもできるけど,基本はこれしかやりません,
と言う姿勢が一番いいかなあと思うんですけどね.
ま,個人的には,知りたい欲望というのがあって
とりあえず色々経験できる今の環境は楽しいと思っています.
私は元々試作屋だったので,同じものづくりを繰り返さないということでは
似たようなところがあって,その名残があるのかもしれません.
でも会社経営としては,それではダメで
ちゃんと黒字出せる計画と,坦々と着実に仕事を
進めていかないとダメだと言われます.
レースで言うと,
ラリーは初めて通る道を対処しながら走るわけですので
変化が楽しいですし,一つ先のコーナーも見えないわけですから
恐る恐る,時にはエイヤーで突っ込んでいく,先の見えない未来をみているようです.
サーキット走行は,同じところをグルグルまわるわけですから,
コースの変化というよりは,ライバルとの駆け引きとか,
機械や路面の微妙な変化を,コンスタントな走行の中でも
しっかりと捉えて,時には考え方を変えて改良していくようなイメージです.
後者の方がビジネスライクですが,なんとなく前者の方が,楽しいですよね.
日本人は,生活も仕事も後者を選んでいますよね.
でも前者の将来何があるかわからないけれど,その場でナントカするという
技術や技能は,それなりに地道に努力と経験を積まないと
なかなか楽しむ領域にまでは達成できない思います.
実は人生においてのエッセンスが含まれているような気がするわけです.
今日の戯言.
バイクのチェーンに油さすのは,乗るとき毎回です!
それができないなら,シャフトドライブか
ベルト駆動,などのメンテフリーバイクに乗りましょう.
でも殆んどの人は,たま〜にしか油ささないから,
チェーンメーカーもそれでも耐えられるチェーンを作る工夫をしています.
ということで週に一度くらいはさして欲しいなと思います.
クランクケースから自動点滴というのも実は昔のホンダやカワサキのバイクでありましたが,
それは油漏れとどう違うんだ?というのもあったりで...
昨日のMotoGPで,ロッシがこけたのにはショックを受けましたが,
それよりももっとショックだったのが,
ワインガードナー逮捕!
のニュースです.
なんでも,もてぎのツインリンク内の道路で(たぶん私道),事故を起こし,
相手の日本人3人に対して,胸ぐらをつかんだ等の傷害事件なんだそうです.
少し前までの日本では,こんなのはあたりまえで,警察が来ても
ま〜ま〜そんなにきばらんと...
と仲裁に入っておさまったものです.
ところが,最近はちょっと相手を小突いたりするだけで
腕が痛いの,頭が痛いの,と病院に行き,診断書.
そして被害届.
交通事故で逮捕なんて通常は相当に過失の大きな事故で無い限りありえませんが,
医者の診断書などを出されて加害者側となってしまうと,
そんなつもりは無いのに一方的に逮捕されます.
大体半日から1日は拘束され,親族等の身元保証人が
警察に来るまで,ひたすら窓も無い部屋で待たされます.
1人の警察官がずっと暇つぶしに相手してくれます.
(税金の無駄だと思います)
その後も何度か警察に呼び出されて,事情聴取などがありますが,
海外から来られているワインの場合は,何度もこれないはずだから
これは結構面倒です.逃走の恐れがあると釈放されないからです.
ホンダか森脇さんあたりが保証人になって,海外に逃げないと
誓約すれば,釈放はされるんだろうと思いますが,
(モナコから毎回日本に来るくらいの資産はあると思う)
警察は元チャンピオンをどう扱うのか心配です.
通常,こういうのはその場で示談で済む話です.
まして相手は世界王者.クルマの修理どころか
新車一台くらい買ってくれる気もします.
何を目的に,逮捕に至ったのか.本当に謎です.
いわゆる当たり屋的な感じなのか,それとも事故慣れしているからか.
ワインを知らない人間だったのか(サーキット内ですからこれは無いかなあ).
例えば原田哲也と言って,知っている日本人を探すほうが
今は難しいですが,イタリアやモナコなら
サッカーの中田より有名です.本田よりもです.
世界選手権500ccやモトGP,F1などに出られるのは毎年
たったの2〜30人くらいですから,その辺の野球やサッカー選手とは
ランクが違うわけです.
その王者にたてついた(失礼,被害届出すほどでもないと思ったから)日本人3人組がいる.
これだけで,来年以降ガードナーは日本に来てくれなくなるんじゃないか,
そんな気にもなります.
早く釈放になりますよう.そして不起訴になりますよう...
逮捕のままだったらもてぎの警察にデモでもしに行ってもいいくらいです.
往年の日本のファンは黙っていないと思いますよ.
本当に最近の日本はどうかしている.
ちょっとした少年の犯罪でもすぐ逮捕するし,
注意とかそういうのは,ダメなんですかね?
保険の仕事をしていても,ちょっとした事故でなんで
こんなに請求があがってるんだ?と思うことも多いです.
先日,定例の代理店の業務連絡会に参加したときも,
来年1月以降の傷害保険の支払い日数が90日から30日に変更になる,
と言う説明を受けました.
交通事故なんかでも,スマホ見てたくらいの軽い追突事故でも
接骨院に何ヶ月も通うような輩が今でも多いわけです.
今後の傾向というわけではないですが,
病院への支払いはするけれど,接骨院やマッサージ店への
支払いは拒否,
レッカーサービスも,距離や状況の正しい確認と
レッカー業者の法人格等の資格を見るように
なるんじゃないかと思われます.
白ナンバーの小さなレッカー屋は排除かな.
支払い規定の基準も作るべきですね.
年間40兆円も損害保険で支払っていると聞いて
そういうので食っているぶら下がり業者が多いと聞いています.
だって,ツーリング行こうと思ったら
エンジンが掛からないから,家からバイク屋まで
レッカーサービスで持ってくるのがいるんですから.
原因ですか?
半年乗っていないバイクでバッテリあがりです.
誰とは言いませんが,うちのお客さんでもそういう人がいました.
そしてそのレッカー代金が3万円程度です.
年間の任意保険料は2万以下ですから,元が取れた,
というそのお客さんは,私が注意しても聞いてくれません.
やっぱり勘違いというより,考え方がおかしいと思います.
電話してくれたら近所なんだから無料で引き上げますよ.
地元でバイク屋長くやってるんだから,そんなところで
請求かけたりしませんよ.なんでこういう考えになるんですかね?
日本人はもう少し,相手を思いやる国民性があったと
思うんですけどね.
事故にしても保険にしても,だんだんギスギスした国に
なりつつあります.
ワイン大丈夫かなあ...はぁ〜心配.
オーストラリアは私の人生を変えた第二の故郷ですので
本当にこういうニュースがあると心配になります.
さきほどオーストラリアのメディアにちょっとメールも書いてみました.
ワイン助けてやってくれんかなあ,と.
被害者意識の大きくなりすぎている日本人への警告でもあります.
今日はモトGPが日本で行われています.
うちのお客さんも若い人中心に夜中にした道走って見に行っています.
学生は無料という,信じられない企画ですが,
そうでもしないと客が集まらない現実もあります.
鈴鹿の8耐もです.
30年前は,延べ30万人という本当か?というような
観客を集めた8耐です.日本GPも5万人くらい来ていた
ように思います.
日本はレースのテレビ中継もしません.
全世界で中継されているのに,日本だけ無いんです.
日本は,世界のバイクの殆んどを作っているメーカーがあるのにです.
とても残念.
各町にサーキットを.
図書館と同じレベルで作ってくれれば,交通事故も減ると
私は思っていますけどね.
モータースポーツのよいところは,体の大きさや
体力の弱さ,場合によっては障害があっても
道具でフォローできるところです.
モトGPのような,ハイレベルのプロ選手は別として
草野球のように草レースがもっと普及すべきと思うわけです.
日本はレースに使える良い中古車も余るほどありますし,
80年代後半からバブル期に作られた超高性能の
バイクもたくさん残っています.
なのに,走るところがないから,若い人が無理して峠などで
ケガをするわけです.
いまだにメーカーは利益の出る大型車を作っていますが,
時速300キロが出るとか,140馬力だとか,
日本においては非現実的な性能をカタログに載せて
売っているのは,妄想しろということなんでしょうか?
体重と荷物載せてせいぜい100キロくらいの重さを
時速60キロ,高速で100キロまでスムースに
流れに乗る加速をさせるだけなら,せいぜい20馬力あればいい.
そんな実用的なバイクはあまり見当たりません.
パワー,空力,強力なブレーキ,素晴らしい足回り.
みんな通常の走行では過剰スペックです.
レースにも使えるように!という性能であれば,
やはりサーキットをもっと作るか,もっと開放すべきです.
通常の足として使われているのに,使うところが無い性能は
とてももったいないのです.
ですが,ゴルフ場.殆んどの人が普通使うことの無い,ゴルフ場が
日本のお付き合いの場所としてたくさんあります.
ゴルフ場の半分くらいをサーキットにして欲しいなと.
オンロードオフロードともに使えるようにしてもらえれば
日本のクルマ産業は安泰かなと思うんですけどね.
いまや制御技術が発達しているので,GTRのように
サーキット内に入ったらGPSでコンピュータを変更させて
性能を変えられるわけだから,いずれ公道上では
スピード出ないようにすることはありえるわけで,
安全を担保するという風にして,いいバイクを作っていって
もらいたいところです.
いま,ストリーミングで見ています.スペイン語圏のが
画質いいんで,そちらを見ながら,英語圏の方の音声だけ
聞いていますが,タイムラグがあって,
ロッシこけたあと10秒くらいしてお〜ロッシー!
と言う感じです.
あ〜残念.
最近はあまりM&Aなどの話を聞かなくなりましたが,
昨日のびっくりニュース.
トヨタとスズキが引っ付く!
先日,ヤマハとホンダが...でびっくりして2度目のびっくり.
スズキは日産と軽自動車でちょっと絡んでいたのになあ...
堅実なトヨタに行ったか.
ということで整理.
トヨタ傘下(というと失礼か)のヤマハ,トヨタと一緒に開発するスズキ,
ホンダの工場でヤマハバイク.
ということは,二輪業界的に,ホンダ,ヤマハ,スズキは一つに!!!
ええんだろうか?
この場合,社名の取り合いにならないように,トヨタという二輪にしてしまうと
とてもきれいにおさまる.
当社が代理店をしている保険会社なんぞ...
そんがいほけんじゃぱんにっぽんこうあ株式会社
という,ひらがなでもながいが,ローマ字表記すると
大変な会社名.
さらに生命保険会社は,
そんぽじゃぱんにっぽんこうあひまわりせいめいほけん株式会社
となって,年末調整のときの記入が足りなくて大変なんだそうだ.
ジュゲムジュゲム...
ホンダヤマハスズキ株式会社ってのは大変だから
頭文字をとってHMSとか,ホヤスってのも.
順番変えてヤスホなんてやると安物っぽくなりますな.
ま,世の中PPAPがユーチューブ1位になるくらいだから
どうなるかはわかりませんが,
大きな会社が一つになろうとする背景には(ちょっと真面目に),
実は内部で計算したらこのままじゃ無理
という危機感があるわけです.危機感が無いのは社員だったり,
ユーザーだったりするわけで,経営者はしっかりと感じております.
この日本で感じていない会社があったら,それは相当にすごい会社です.
日本国債の長期利回りはもうダメそうだし,年金機構なんちゃらも
微妙だし,保険会社も販売商品に制限が掛けて(一時払い系の保険),
利益確保というより,損害回避に必死です.
通常こういう場合は,海外の人口が増えていくところを目指すのが
歴史が語るところで,日本の会社としてもグローバル戦略でいかないと
きついなあ,というところですね.
当社が代理店をしている先の会社は,先日アメリカの保険会社を吸収しましたし.
さて,こうなると独立系というか,頑張っている系の会社はどうするのか?
マツダは,いいクルマ作っていますが,どうもトヨタさんに向いている
ようですし,スバル,ダイハツはもうトヨタ資本です.
欧州はマツダが押さえていますし,アジアはスズキです.
トヨタ自身が今まで弱かった地域を押さえてきました.
あとはアフリカ系に日産がいますが,日産はすでに国外でのグローバル展開を
しっかりと進めていて,国内がどうなろうと大丈夫な気がします.
三菱どうなるんだろうか...
さて,ここまで書いて,抜けている二輪会社.そうカワサキです.
でも母体が重工ですから,ま,こけることはないでしょうね.
アイデンティティを保てるのはカワサキくらいかなあ...と思ったり.
ま,オリンピックが終わった後の日本がとても心配ですが,
いまから対策している会社は生き残れると思います.当社も然り.頑張ります.
今日のタワゴト.
群れるというのは不安から来るもの.
ひとりじゃできないから群れる.
群れたら強くなる(なった気がする)ので
内部にいると気がつかない.
こういうときは,ひとり外に出る.そして外から見てみる.
これが大切かな.
人はなかなか1人では生きられません.
誰かの助けがあってこそ生きられます.
なので,誰かが困っていたら手を差し伸べてあげると
良いです.
ちょっと良いことしたと思えば,自分の気持ちもちょっと良くなる.
まあ,偽善でもいいと思う.相手が喜んでくれればそれでよい.
ということで,たまたま今朝,ネットのニュースを見ていたら
沖縄のニュースのページに飛んで,その右側にちらっと目に入った.
ひまりちゃん,あと1200万円.
なんだろう?と思って開いたら,どうも心臓病の赤ちゃんを助けるための
活動をしているとのこと.
ふ〜ん,そうかと思いつつ,なんとなく気になって
やっぱり見返してみる.
う〜ん,そうか,と思って,ああそうだ今日郵便局に行って
お金入れておかないと残高なくなるわい...
と思って郵便局入ったら,本当に残高ギリギリで,
先週バイクのマフラー売れてなかったらマイナスになって
カード決済不渡りになるところだった...と焦る.
焦ったけれど,残高がまだ少しある.
さっきのひまりちゃんのが気になって,
ここはひまりちゃんのためと偽善だと思って,自分のためと思って
寄付送金した.5000円.
あとで後悔しそうだったが,これで今週末の中小企業の寄り合いには
行かない決断をした.飲み会に誘われていたが,本当にお金ないときに
そんなところ行っても楽しくないだろうし,
胃袋に入る分を寄付で送れば,まあ気持ち的にもいいかな,と.
ということでツイッターにも流した.別に拡散希望ではないが,
目に入ったものはしょうがない.
目の前に困っている人がいて,あと少しでなんとかなって,
どうにももどかしい状況で,自分は,その人たちに比べれば
多少はましな生活を送っているわけで...
偽善です.でもいいんです.送りましょう.
(あとで自分が苦しくなったら誰かに寄付してもらうんだ!今も苦しいけど...)
ひまりちゃんを救う会.http://himarichan.com/
土を食う.
人間は,日頃食べている食事や,空気中に漂う小さな土を
1日10g程度摂取しているらしい.
10gも?
ちょっとにわかに信じがたいが,田舎の方に行けばそうでもないかな,と.
ただ,もう土の道が無い.日本は道路の舗装率が高くなって,
クルマが走って土ぼこりというイメージも少ない.
私がバイクに乗り始めたころは,友達の家にいくのにも
でこぼこの穴だらけの道ばかりで,そこを
全開で毎日走るものだから,穴のよけ方や,落ちたときのアクセルワークや,
そんなのも自然と覚えたものです.いまや農道も舗装されてしまって
(楽しみが減って)残念です.
人間の生体反応というか,応答というか.ちょっとホコリっぽいところで
作業すると鼻毛が伸びる.本当に延びる.びっくり.
店で作業していても,ここ数年まったく整備していませんでした!
って言うバイクは,特にスクーターのカバーを外したあとは,
すごいホコリで,エアーで吹くとぶわ〜っと広がって
次の日の鏡で鼻毛が成長しているのがわかる.
ホコリの成分は,おそらく土と機械油と空気中のチリだと思われ,
私は都会に住む人よりは,多少多めの土を摂取していると思われる.
ついでに,微生物.これも摂取.
男のひとりぐらし30年目となる今年は(途中寮生活もあったが),
部屋のダニやG,数年に一度出てくるNたちも私と生活を
共にする生物たち.
花を育てると花粉も飛ぶし,花の香りには何かの微粉も飛んでいる気がする.
これら皆,共存.
殺してしまうと,あとで大きなしっぺ返しが来る気がする.
ダニで死んだ方がおられるそうだけれど,今のところ
かゆくも無いので,共存は成り立っていると思われる.
食事では野菜についている農薬はちょっと洗い落としたいところはあるけれど,
あまり洗いすぎると栄養が抜ける気がする.
(単に一所懸命に洗うのが面倒という理由もある)
最近は人参の皮部分も結構うまいな,とむかずに調理することもある.
(ジャガイモは皮のところが好きだったり...)
洗い残した土は共存してもほとんど害は無い.
害がないどころか,益があるような気がする.
野菜などは表皮に近い方が栄養価が高いと聞いたことがある.
たまねぎは,茶色くなった表面の次の薄皮部分が栄養が高いとか...
そんなこんなで,矢田論としては,地球上にいるあらゆる生物と
人間が共存するには,日頃,身の回りにある生物,植物,動物,微生物たちや
自然の土などと一緒にお互い排他的にならないように適度に
接するべき.
そもそもゴミ,と言われるものは,
人間が作り出したり,人間が作ったもののあとに残ったものや,
人間が使って使われなくなったもの,
そのものである.
ゴミを生成しているのは人であって,分離(たまに結合)するという理由からである.
もともと地球上にあったものをある物質だけを固めて,
ゴミとしているのは人間であって,本来はもとの状態に
戻してあげるのが自然の法則なんじゃなかろうか...
さて,何を書いているかというと,農作物を工場内で
滅菌状態で作っていいものなんだろうか?ということである.
バブル時に,なんでもかんでも滅菌,抗菌という製品が
発売され,それが一時的には効果があるのだけれど,
長く使うと,人間に害が出た,ということで消えた商品がある.
(今は改善されているらしいです)
当時から花粉症というものが増えてきたのも私はこの抗菌の反作用じゃないか,と.
勝手な理論ですが,多様性のある(必要な)状態から,一部を排出もしくは選出
すると,
生態系バランスを崩しかねない,とそう思うわけです.
ということで,農作物が工場で作られることには,私はかなり抵抗があって,
将来,何かの耐性が無い人間が生まれてくるんじゃないか,と.
まあそれも進化のひとつではありますが,DNA検査技術も上がり,
人間ひとりひとりに番号が振られる時代になると(なっていますが),
生まれた瞬間から,その人の耐力が決め付けられる時代も来るんじゃないかと.
怖いですね〜.
農作物が滅菌環境下,虫や微生物のいない環境下で作るメリットは,
個体差の少ない品質にコントロールできるので
無人化でもあとの加工作業がしやすいことと,市場でクレームになりにくいこと.
特に食品ですから,虫などがいるとスーパーやレストランで苦情になることが
あるのが現代です.確かに,カップやきそばにGが挟まっているニュースは
ちょっと気分が悪くなりましたが,これも現代病のひとつです.
無農薬野菜と違って,無菌野菜というのは,もしかすると人間への影響が
世代を越えて伝わる可能性もありそうで,ちょっと怖いのです.
クリーンルームで生活しないと生きていけないような...のはね.
(ダート走れないライダーも増えてきました...)
ココ最近,鼻毛の伸びが急速で,いかに(中身の)汚いバイクばかり
修理しているかを実感する日々...ということで書きました.
今日の戯言.
どんなバイクにも高いオイルがいいわけではない.
超高級オイルは,その目的が何かを知って使うべきで,
設計に合わないものを使うと,滲んだり漏れたりすることも.
特に新車のバイクに100%化学合成オイルはダメですよ!
ミネラルがいいんです.ボソボソ...
ネットが普及して,テレビ,ラジオのように
情報が一方通行から,双方向,いや,文字のごとく
網のように拡散します.
世間の声というのも,拾い上げやすくなりますが,
逆に複雑,多様化しすぎて,声が拾いにくくもなります.
ただ,権力者以外の声が届くようになったのはありがたい.
皆の声が平等に,議論できることはいい時代です.
まあ,無駄な意見も多数ありますけれど,無碍にできないところもあったり.
自殺された方の書き込みを後で聞くと,メッセージが合ったんだなとも気づきますし,
その時の意識ではなかなか気がつかないことも多いです.
現場の声は,現場から上げてもらうのが一番です.
ある問題が出たときは,その関係者が中から問題意識を上げてもらう.
外部がヤイヤイ言ったところで,ダメだと思っています.
なので,なんとかのコメンテーターとか,評論家の意見というのは
一応参考にはしますが,実際はやはり現場の人間が動かないと
いけないと思っています.
最近では豊洲市場でしょうか?現場で工事やってる人が何人かうちの
お客さんです.上で何をもめようが,今日も工事があります.
図面に従って,淡々とこなす日々です.
東京電力の廃炉問題も,今後の計画がどうなろうと,今日も水をくみ上げ
タンクに入れる仕事をしている協力会社の人たちは働いています.
現場の人は,声を出すことを規制されています.マスコミに出すとクビです.
でも,現場から声を出さないと,改善はされないわけです.
外から想像で文句言っても,大概は間違っている情報を元にするわけです.
ということで,私の現場.バイク整備の観点から,最近の話題をピックアップ.
普通自動車免許で125ccまでのバイクの運転ができるようにしよう!
という話がどこの業界からか上がってきています.
たぶん,販売系列の業界です.
現在,原付2種と言われる51〜124ccまでのバイクは,
日本国内では殆んど作られていません.
東南アジアでの製造が殆んどです.
ですので,仮に売り上げアップを目的にこういう運動があるとしても
日本メーカーはあまり潤いません.
タカタじゃないですが,リコールだらけで赤字になるかも.
販売店は,儲かる可能性がありますが,日本の販売網は,
クルマのディーラ系列と違って,小さいバイク屋さんが
小売することが多いので,利益を分散してしまって,
皆が少しずつ儲かりはしますが,アベノミクスのように
メーカー系列が大きく活性化する目標ではありません.
むしろ,小さい店で50ccが売れなくなって,
結果としては,価格帯が上がるので売り上げは下がる気がします.
教習所は,小型二輪(正確には普通二輪免許の小型限定)の項目がなくなりますので,
メリットがありません(実状はこの免許の取得は殆んど居ないので影響なし).
さて,この制度で得するのは,普通免許をお持ちで,二輪免許が無い人が
ゲンチャリじゃちょっと...という人くらいです.
問題は,原付二種の最高速は時速60キロです.高速は乗れませんが,
それなりに加速もよく,スピードも出ます.
普通自動車免許で乗せていいものか,疑問でもあります.
講習もちょっと大変になりますね.
ここまで書いてちょっと思いました.
教習所での普通免許に小型二輪程度までの実技を含めるとすると
教習所は一律3万円くらいは値上げできる可能性がありますね.
となると教習所はすべての人に課せるわけですから利益アップですね!
個人的には,このクラスの運転は,若い人ならすぐに慣れるとは思いますが,
ちょっと怖いですね.高齢化社会ですし...
現在の50ccは,通勤,通学,駅までの足として使われていることが多いです.
うちのお客さんで言うと,会社からは交通費として,駅までのバス代が月に
8000円出るので,ゲンチャリだと駐輪場とガソリン代で月に3000円ほどだから
5000円ほど小遣いになる,と.
小型二輪になると,ちょっと遠くまでになって,さらに小遣いが増えるかも知れません.
ただ,駅前駐輪場は,排気量50ccまで,と規制しているところが多いです.
まあこれも制度が変われば変わりそうですけどね.
おまわりさんも原付一種の場合は50キロくらいで走っていたら,速度違反で
儲かりますが,二種の場合は,捕まえられませんので利益(?)が減ります.
まあ,違反は無いことがいいわけですが,事実上は,県の収入が減りますので,
どうなんでしょうね?
この運動は一体だれが儲かって,誰が権力を得て,
どういうところから出たのかが不明です.ガセネタかも知れません.
整備側,バイク業界の端くれとして思うこととしては,
時速30キロも出せば十分凶器になるわけですから,
安全を考えて,日頃の点検,整備をバイク屋さんに
お願いできない方は,大きなバイクに乗ると
大概おおきな事故やトラブルになる,
と思うことです.昨日もタイヤがツルツルでタイヤの中の糸も見えていて,
穴があいているのにパンク修理して欲しい,と.
タイヤ交換は高いから,とのことですが,
これは無理,絶対修理は無理.仮になんとか出来たとしても
危ないからタイヤ換えたほうがいい,
とアドバイスしても,いやお金がもったいないから,じゃあいいや,と.
バスバス言いながら走っていきました.
こういう使われ方は,原付をタダのモノ,下駄代わりと思っていて
公共の場所を走っているという自覚が無いからです.
エンジン音,変な音して止まったと取りに行ってみると
オイルが入っていなかったり(4ストでですよ!).
聞くと,2万キロで今までオイル交換なしとか...
原付は早く電動になった方がいいのかも知れません...
うちも商売変えます.電池交換屋?
ということで,普通免許で125ccまで乗れるようになったら
便利という考え方は,安全面も経済面も得することは
あまり無いように思います.
むしろ,原付も車検をつけるとかした方がいいような気がします.
小売の店は,これでアベノミクスが達成できることでしょう.
メーカーも売り上げあがるんじゃないかな.
車検あるなら乗らない,というのは,車検が高いからで,
原付なら交換部品も高くならないから大丈夫じゃないかな.
私が住んでいたシドニーでは,原付も車検ありましたよ!毎年.
ライト,ウィンカー,フレームのガタ,サスのオイル漏れとか
そういうのを一通りチェックされて,ピンクスリップというのを
出してもらうんです.それとグリーンスリップっていう自賠責保険みたいなのを
つけて毎年ステッカーを更新.
ピンクスリップは,テキトウにやって発行すると
それこそ家が買えるくらいの罰金が来るので,
業者も真剣にやります.
厳しいのは錆です.理由はよくわかりませんが,どんなにボロでも
錆はうるさい.なのでクルマなんかは下回りの錆を修理するのが車検の仕事です.
毎年見るから,メンテの習慣がつくのがいいことです.費用も20ドルくらいです.
まあ,今時ドアの色が違うクルマはもうシドニーには走っていませんが,
私が住んでいた25年前はそんな感じでした.
その頃のシドニーに似ている気がします.当店の原付オーナーの感じでは...
当店でも原付の点検だけなら1000円くらいですので,よろしく!
うちだけの独自車検制度でも作るか...(冗談です)
今日の戯言.
最近のホンダのズーマーなど4スト水冷50ccのクランクベアリングが
壊れるのは,オイル管理のせいもあるけれど,大概がタイヤの空気も
管理せずに低圧のまま全開走行で,エンジンに負担がかかるせいだと
思います.
太いタイヤで低圧になるとその負担は通常の3〜4倍以上掛かりますから
(空気抜いて押してみればわかります),カッコだけのバイクは
やっぱりダメですね.TWもスポーク折れたりが,多かったですよね.
ズーマーのクランクは,設計が悪くて(はっきり言うけれど本当に悪い)
ベアリングの外側にタイミングチェーンのスプロケつけるなんて
整備を無視した設計です.ベアリング単体交換できないんです.
クランクアッシー交換をユーザーの負担にして高額な修理代をせしめようと言う,
バイク店思いの設計なのかもしれませんが.
(これもアベノミクスの一環か?)
朝イチのニュース.
ホンダとヤマハが手を組んだ.
ガセネタではなく,本当にホンダの熊本工場で
ヤマハのスクーターを作るらしいです.
形としてはOEMとなるらしいのですが,
設計は別なので工場の間借りというところでしょうか.
とりあえず日本製(ただしパーツはアジア製)のバイクが
増えていくことで信頼性や売り上げがあがれば嬉しいなと思いますが...
バイクはバブル期の10分の1くらいしか売れてませんからね.
しかしHY戦争と言っていたあの時代の敵味方が手を組むとは...
ヤマハはトヨタの資本も入っていますから,
ホンダとトヨタが合併なんてこともあるのかもしれません.
そういえば何年か前,知人が鈴鹿のホンダ工場のラインに
トヨタが流れているけど,自動車業界大丈夫か?
と聞いたことがあります.まあ,それは
プリウスの部品が間に合わないくらい売れて
ホンダの工場を間借りしたんだと思います.
助け合い精神とすればそれはいいことです.
お互い技術の盗み合いもできて,伸びればいいですね.
昨日は農業についてちょっと触れました.
今日は朝からこんなニュースだったので工業.
でも日本を支える大企業のことではなく,
家庭内手工業のような零細工業に触れます.
町工場的なものが日本の大企業を支えてきたのは
皆さんよくご存知です.
松下電器さんもソニーさんもトヨタさんも東芝さんも.
皆,日本の町工場で製作された部品で組み立てられていました.
大企業の設計者は加工を知りません(とくに新人は).
先輩や町工場の社長に色々言われて,成長していきます.
寸法が入っていないというのは単なるミスですが,
ココの寸法,なんでこっちから拾うんだ?基準おかしいだろ,
とか,
この材料だったらこうしないとダメだろ.
とか,
ココに精度入れたらコスト10倍になるけどいるのか?
とか,
指摘を受けて成長するわけです.町工場の人は,数知れずの失敗を
重ねてきていますから(しかも損失は自腹で),身にしみて知っています.
図面みて,あーこれはダメだ,と.
でも計算は町工場の人はあまりできませんから,
設計の人もこれこれこういう理由でこういう形に
したいんです,と説明すれば,町工場の社長も
な〜るほどな〜,おまえ頭いいな,
ってなるわけです.理由も無くエイヤーの
図面ひとつとってもセンスってのがあるわけで,
その辺が,設計者の実力なんだと思います.
大企業の設計者は大学出たあと社内でしっかり教育を受けます.
実践で先輩から逐一チェックされて,計算された図面が出ます.
町工場のひとり社長は図面はひけませんが,マンガは書けます.
マンガはテキトウですが,精度はバッチリです.
お互い,そうやって成長してきた結果が
メイドインジャパンです(でした).
私の小中学生時代をすごした,大阪の河内長野と言う町は,
日本で9割の生産を誇るツマヨウジの産地でした.
古い街道を通ると,機織りの音のようなのがしていて,
中ではスダレやヨウジが作られていました.
ですが,今,一社しか残っていないと聞きました.
バブル崩壊と共に,中国に生産をもっていかれました.
現地で格安のツマヨウジが作られ,
それが日本に輸入されています.
機械は,河内長野にあったものを輸出されたそうです.
当然国内の仕事はなくなりました.杉の伐採材の使いみちも減りました.
河内長野は杉林だらけで,花粉症の人は辛いですねえ.
でもなぜか河内長野に住んでいる友人で花粉症の人は誰も居ません.私もです.
杉がたくさんあるほうが実は抵抗力あるのかな?
閑話休題.
技術技能と機械をそのまま持っていかれて,完全な空洞化です.
最近リオのオリンピックがありましたが,
オリンピックの砲丸投げの公式球は日本のとある零細企業が
作っていた時代があります.職人さんの手作りです.
IOCがらみでその製作技術を海外に,と薦められたそうですが,
当初教えるのに抵抗はなかったそうですが,あるとき断ったそうです.
決して嫌がらせとかではなく,相手の態度だったと聞きます.
つまり,人と人がしっかりとつながっていなかったからです.
その先の話もありまして,北京オリンピック時にその社長は
その当時の反日デモを見て,提供をあきらめたそうです.
日本を非難している人が大切に使ってくれるわけがない,と.
そこで,別の日本の会社がNCで削った高精度の製品を納めました.
これが,日本製品の質を落としました.
使う人の気持ちと,どうやればよく飛ぶ玉になるか.
計算上と実際の加工の組み合わせが出来ていなかったわけです.
適当な材料を選んできて,千分の一ミリの精度で加工する.
それは機械ではできるけれど,あとひとつ足りませんでした.
素材のバラつきや芯を出す手仕上げの修正.手で削りながら感触で確かめる.
使う人の手の感覚を知って加工する.これができないといい球は出来ません.
そこがわかっていた社長は,日本製がダメになってとても残念がったそうです.
買ってきた材料をNCで加工するなら日本製でなくてもいいわけです.
最近のNC製のピカピカの色々な製品を見て喜んでいるのは,
本質を知らない(求めない)世代です.とても残念です.
目先の利益で見てしまうと,ついつい海外進出や目の前に詰まれた
札束に目が行きます.でもそれで失われた業界も先に書いたとおりあるわけです.
ツマヨウジが,同じ機械で作られているなら同じものが出来ているんじゃないか,
と思われますが,実は材料が違います.
作っている人は,使う人の安全を考えて,材料を選んでいれば
いいんですが,残念ながら中国は,今のところ目先のお金の方に
目が行って,使う人の気持ちまで考えていない製品が多いです.
木工は,材料の保管,乾燥などの管理にとても気を使う仕事です.
中学の技術家庭科の授業で本棚を作りましたが,技術の先生は,加工するギリギリ寸前まで
反りを防ぐために板の置き方や乾燥を考えて管理してくれていた
補助職員の先生(定年退職された方と思われます)の思いを
語ってくれました.気持ちの入ったモノは大事にすべきです.
私,いまもその本棚,その思い出とともに使っています.
メイドインジャパンというのは,使う人への心遣いが入っているからこそ
記載できる表記だと私は思っています.精度や材質に,思いやり,が要るんです.
メーカーにお勤めの方.皆さんの会社の製品は使う人の気持ちを
考えて作っていますか?見た目の精度のよさとかだけだとすぐに食われますよ!
メイドバイホンダのヤマハ車か〜...微妙だなあ.ブランドってなんなんだろう.
今朝,保険の書類をお客さん宅に配達.平日の朝10時なのに中学生が
家でテレビ見て遊んでいた.
学校行ってないのか?
問いに応えず,眠そうな顔してうなづくだけ.
親は働きに,子供は家でゴロゴロ.
今の家庭ってこんな感じなのか?
大丈夫か教育現場...(やや不安)
メール便で今日も農業ワールドの展示会案内のパンフが届く.
ほぼ毎週のように届く.
朝9時にファックスが流れてくる入場無料の登録用紙.
出展希望殺到,問い合わせ殺到,今すぐ申し込みを!というメール.
殺到しているなら毎日のように送ってくれるな,と思うが,
本当かどうかも怪しい.疑う理由も無いが,あまりにしつこいと疑う.
書いてある文面も何かこう真剣さがなく,ノリで書いてあって
本当にそんな人気なのか?と.さらに疑う...
でも,今年田んぼセンサーなるものを営業して思ったことは,
農家の方はそれほど困っていない(うちの近所ではまったく困っていない)
ということ.それなりに便利なものはいいし,
JAさんとのお付き合いでメンテや講習会なんてのは
皆さんやっておられるし.
第六次産業と騒いでいるのは,IT企業が農業で一儲けしようという
団体に他ならない.
本当に日本の農業の先行きや,将来の環境を考えて行動している
企業は殆んど無い.うちくらいか...(ホントか?)
まあ,赤字でもやっておかないといけない事業というのは
あるわけですが,やはりそういうのは国の施策か,
ものすごく儲かっている企業で,そういうチームを作ってもらうのが一番.
うちのように毎月末に,1000円〜3000円の未回収金をどうやって回収するか
というような作業ばかりしているような会社は,やってはいけない気がしています.
そして一番大事なのは,ユーザーである農家の方々がこういう展示会に
足を運ばないといけないということです.
海外の農家の方は割りとこういうのに目を向けて新しい技術を取り入れようと
しますが,日本は農協さんや農機具販社にまかせっきりですからね.
二代目,三代目の方がこのままじゃダメという意識があるときっと農業は安泰です.
新規の若い農作業者さんが農地に入っていくには,日本はかなり抵抗が
あると思います.地主さんやJAさんとの付き合い方です.
独自にやってもなかなかうまくいかないはずです.
ですが,JAさんが取りまとめてしまうとちょっと視野が狭くなって
しまうところもあるんだろうと思います.
団体に入るとどうしてもぶら下がって楽しようとします.
悪いわけではないですが,本来もっていた情熱とか意欲が
ちょっと落ちますしね.なかなか目的と目標が同じ人だけの
団体というのは出来ないものです.
できるとしたら宗教とか,儲け第一というわかりやすいものです.
お金を集める宗教団体は,それは宗教ではありません.
怪しいと思って間違いない.
団体に入ると気持ちが大きくなるというのもよろしくないことです.
私も流れで商工会議所などに入っていますが,あまりにも形骸化していますね.
相手も団体だから相手するという場合も多い日本ですが,
本質的には人と人.
大企業にいようが個人商店であろうが,人と人の付き合い方一つです.
なので企業名をかざして来る営業は,イマイチ好きになれませんし,
逆に個人だけど情熱ある人とは一緒に仕事しようという気になれます.
私,ひねくれているのかなあ?でもつるんで走るのは嫌なんです.
よく一緒にツーリングしましょうよ!と誘われますが,
マイペースで走りたいので一緒に走るのは嫌なんです.
相手の動きも気を使うし,道端の風景でちょっと気になって
ユーターンとかできませんしね.
なので私が行くツーリングは,現地集合場所と時間だけが
指定されているもののみです.道中は自由です.
人生も同じ.最後の墓場を決めておけばいいかな,と.時間はわかりませんが...
今のところエンマ様に地獄に落とされそうな気がするので,もう少し精進したいと思います.
2016/10/03 月曜(昭和のバイクで出ています)
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雨が降ると,来客予定のキャンセルが相次いで,
予定以外の作業ができる.
ただ,現在バイクの置き場キャパが無いので,
狭い店内で,カラダをあちこちにぶつけながら
悶絶しながら作業をすることになる.
やや涼しくなったのが幸い.作業もはかどる...はず.
が,なんだか憂鬱.
月末の支払いをギリギリで終え(今回は最終日まで年金の支払いが...)
ほっとしてしまったら,一気にモチベーションが下がり,
仕事に力が入らない.
数千円の攻防で,3桁にはならなかったが残高見てきつかった.
で,何台かバイクを売ってラクになろうと整備したバイクが
売れないので店に溜まってきた.
土曜の夜に,秋の交通安全週間終了祝い(?)として
ひとっ走り,第三京浜まで.
バイクはFX.
FXというとZ400FXを思い出す人が多い.
私が育った関西では,エフペケ.
関東ではフェックスと言うらしい.
残念ながら(?)そっちのFXではなく,
そのあと昭和の最後に売られたFX400Rである.
名車ではないが迷車ではある.一応59psあるらしい.
ライトがフレーム固定の角型ライトでフロントの足が軽く,
前後16インチタイヤでバンクさせると旋回もしやすい.
ハンドルは軽いような重いようなよくわからない設定.
個人的には重心もうちょっと上げた方がいいかなあ...
それでいて水冷4発はゼファーよりもいいカムが入っているのか
低中回転からトルクは出ているし,上も回って
7000回転からの伸びは本当に気持ちよい.
ちょこっと飛ばしてみましたが(内緒です),まあ
元気です.とても30年近く前の老人バイクとは思えません.
いまどきのスーパースポーツは,一瞬で1万回転まで
上がってしまうレスポンスで,それはそれですごいけれど,
中速域でグググっとトルクを溜めながら,バーンと上へ加速する
その乗り味は,平成のバイクにはありません.
いまちょっと流行りの2サイクル250に似ている感じです.
さて20数年振りとなるかな,保土ヶ谷PAの土曜の夜.
がら〜〜〜〜〜〜ん.
何年か前にうちで売ったFZR750の方には声を掛けていたので
PAでお会いしました.いやあ懐かしいな.
昔,手がけたバイクがまだ乗ってもらっていると思うと
なにかホント嬉しいですね.
ちょっと食堂で晩御飯食べながらバイク談話.
(食堂高すぎ...昔の350円とかのはどこ行った?)
やんちゃ小僧が数台おりましたが,バイク下りると
普通の若いアンちゃんです.
昔のように半径数mには近寄れないパンチパーマで
まゆ剃ってて,剃りこみが入ってるような感じではなく,
普通のその辺にいる少年が,これまた量産品のコルクかぶっているだけ.
気合もオーラも感じないのに,音だけはうるさく走っております.
時代やね...
いずれ電子化されるかもな〜.今の子供が戦争ゲームをするように,
将来は,暴走族ゲームをVRで実現するかもしれません.
ま,これからもずっとそのまま乗っていたらその行動力に褒めてあげよう.
数年で捨てるなら,迷惑なのでとっとと普通のバイクに
乗り換えてもらいたいな,と.
さて,PAに停めたFXに「FOR SALE」と書いておいたはよいが
誰も見向きもしません.
時代やな...
族のあんちゃんに売った方が早いな,と思いつつ,
深夜までいましたが,その後バイク乗りも殆んど増えず,
一人ぼっちで帰ってきました.
あ〜つまらん.
走っている方がよっぽど楽しい.
ちょっと寄り道しながら深夜の道を走って帰宅.
いつもはシェルパで満足していますが,たまには
4気筒マルチもええなあ,と.
でも2台も任意保険入る余裕は無いので,
やっぱりこのFX400Rは売ります.
諸費用込みコミ乗り出し198000円です.
1000キロまたは1ヶ月保証つき.
車検は30年9月まで.現在15500キロ.
こちら.
タンクのカワサキのロゴの下に少し凹みあるけど
他はそんなに目立つのはありません.
30年前と思えばきれいですよ.
私は本をよく読む.
週に数冊は読む.
だが時間を割いて読むほど暇でもない.
店の営業時間を終えて,夜間に整備後のバイクを配達するのが
当店の日課である.その際にはいつも本を数冊
トラックに積んでおいて,現地での待ち合わせ時間調整や
ちょっと時間があるときに読む.30分あれば1冊は読める.
意外と斜め読みでもわかる本はわかる.
ひとりで仕事しているので昼はできるだけ
店に居るようにしたいのだが,
それでもやはり相手が昼しかやっていないところに行くには
店を閉めていくしかない.
車検や保険の仕事がそれだ.
(一応開店前の11時までに戻ってこれるようには頑張っています.)
その時間帯に来られるかたも居て,いつも閉まっていると怒られる.
すみません...
できるだけ配達は営業時間外なんですが,どうしても...
誰か従業員が居ればなあと,いつも思う(かる〜く求人のジャブ).
しかしその雇用を払うだけの資産がもうない(丁稚奉公です).
事故は365日24時間起きるわけだから,
保険会社はそういう体制で仕事すべき業界と思うが,
事故受付以外のサービスは,電話ですら午後5時1分には,
自動応答に切り替わる.
バイク屋も夜走る人も居るわけだから,24時間対応できると
なおいいなとも思う.
町田にある夜専門の動物病院は,なかなか視点がいいな,と.
ちなみにうちは私が飲んでなければ朝の3時とかでも
対応することはあります.年に何回レベルじゃなく
実際に月に一度くらいの割合であったりします.
まあ,常連さんからの電話だから友達感覚ですけれど...
(そろそろこういうのもお金貰うようにしたいと思います.)
さて本題.まさに本の題.
本を読むようになったのは,実は24歳の頃.
それまでは,まったく読まなかった.
学校の教科書が唯一の本であって,
あとは雑誌の類のみ.
バイク,クルマ雑誌や自転車の雑誌は,小中学生時に読んでいたけれど
ほとんどが立ち読み(本屋さんゴメンなさい).
中学生でも月に500円しか小遣いをもらえなかった私は,
本というのはとてつもなく高級なもので,
本当に欲しい本は,2ヶ月,3ヶ月と小遣いを溜めてから
買いに行ったものだったが,残念ながら雑誌は1ヶ月で
変わっていくので,なかなか買えなかった.
だから,今,本がブックオフとか安く買えてしまうことに
ちょっと抵抗を感じながらも,気に入ったものは買ってしまう.
よくよく考えてみると,町を歩いていても衝動買いはほとんどしないし,
する場合も,そのボーダーラインが500円であるという根拠は
この中学生時代の小遣いの額なのかもしれない.今ふとそう思った.
親の金銭感覚教育に感謝.
外食も500円越えるとう〜ん,と悩んでしまう...デフレの人間.
まあ本というのは,いつどこでもパッと読めるし,
いろんな人の意見がまとまって出ているわけだから,
テレビやラジオのような一過性というか(録音録画と言う手もあるが)
過ぎ去っていくものとは,ちょっと違って
残って読み返せると言うのがよい.
ああ,あの人のあの言葉なんだっけ?
と本のイメージと大体のページ位置を覚えているのも
紙ベースの本のよいところ.キンドルではこうはいかない.
しかし,思い出したはいいが,その本が部屋から見つからない.
積みあがっている数千冊を見渡しても本が多すぎて見つからず,
しょうがなくブックオフへ二冊目のその本を買いに行く.
その場で読んで思い出して満足するのもあれば
また買ってしまうものもある.
今日もその再購入した一冊.「ジムロジャーズの世界バイク紀行」日経ビジネス人文庫.
一文を紹介.日本に関する部分.(p.123あたり)
...日本の子供たちは親のように一所懸命には働かない.
蟻のように働く日本の労働者の次世代の子供たちは,
彼らの親と同様の犠牲を払わないつもりのようだ.
富の第二世代は決して精一杯働かず,富が第三,第四世代に
受け継がれる頃,しばしばバイタリティは失われている.
...(中略)
そのうえ問題なのは,日本は天然資源を持っておらず,
工業生産に頼りきっていることだ.
将来のある時点で,日本は大きな天然資源ベースを持たなければ
ならない.もし彼らが金で買えるものを見つけられないとすると,
三十年代のように侵略でもしなければならなくなる.
それはありえないし,そうでないなら,最終的に衰退へと
向かわざるをえないだろう.こちらの方がよりありうるケースである.
...
この先にも,数行に渡って鋭い指摘が書いてある.
中国とシベリアとの今後の関係についてだ.まさに21世紀となった現在,
この言葉のようにうまくいっていれば,今のような中国や韓国との
不仲にはならなかったように思う.
ジムロジャーズはこの文をまだ日本がバブル崩壊前夜の90年代前半に
書いている.
内容に関しても,次世代の考え方は当本人たち(私も含めて)が自覚しない限り
改善は難しいと思いますが,国の戦略としては,資源の足りないところは
原子力で,(一度資源買うと効率よく,さらに再利用で長く使えるから)
という道を選びました.侵略に対しても,ここ数年の安倍内閣の動きは
やや侵略に向かっていると思うのが海外の目と思ってもいいと思います.
私が素晴らしいなと思うのは,,彼はちゃんと自分の足で動いて,目と鼻と耳で感じ,
そして一緒に行動する奥さんと感動をわかちあって,世界をみていること.
ジャーナリストのように,事件現場に行くのではなく,
普段の生活を旅して見ていることである.
この文庫本判の序文に書いてあることは,今の若い人に本当に知ってもらいたいことだ.
その見開き2ページだけで,言いたいことはすべて詰まっている.
彼は見聞した世界から,自分の意見をまとめて,投資先を見極めている.
バイクで世界を回った紀行ということで最初手に取ったが,
意外な人物を知ることになった.
(クルマでも彼は世界を回っていてその本も以前読んだ)
なのでネットでたまに彼の意見があると,ちょっと手を止めて
見ることがある.
何年か前に,ネットで出あった彼の言葉はとても記憶に残っている.
ある米国在住日本人ジャーナリストがインタビューした
アベノミクスの話.(彼はアベノミクスに反対している)
安倍は,無制限に円を印刷すると言っている.
これは今までの歴史にない発言で,長期的に見て日本にとってはよくない.
世界にとってもよくない.でもそれで儲けることはできたけどね.
25〜30%もの円の価値変動が6ヶ月間に起きた.
こんなことがいいはずが無い.(その通りでかなり会社が倒産したり)
それは日本だけでなく世界的にもよくない.(安倍さんは日本ばかり見ている)
そして,その対策としては?の問いに,
Move! Move for America.
アメリカに引っ越せば?と言ったあとに,冗談さておいてと,
別のオプションとしては複数の通貨で資産を分散させるべきだと,
アドバイスしていた.
日本人は,言葉の壁もあってなかなか海外投資を行わないが,
投資だけでなく資産を分散させておいておくだけで将来の備えに
なると言っている.私は株,FXなどにまったく手を出していないし,
それをする資本もないけれど,こういう意見はかなり耳を立てて
聞いている.最終的に手に職があれば生き残れると思いながらも
環境が整わなければ生きていけないわけなので,
日本政府の国策というのが一体なんなのか?
これを本当に知りたいのだが,肝心のところは,黒塗りされて
国民にわからないようにしているのが現状.
法律で,情報開示できるようになったのに,特例が乱用されているわけで.
で,日本は,大東亜共栄圏に向かっているのか?
それとも国策で原子力をなんとしても維持し,原子力リサイクルである
高速増殖炉を完成させて,技術を世界に売るのか.
国内の集金分の年金でさえ,投資先のミスで大損失を出しながらも
どこに投資したかも国民に伝えない.
こんなひどい情報開示はないなあと思いながら,
そら自分の足で見聞したわけでもない,頭でっかちの学歴主義屋さんたちが
考えることだから,どうにもならんなあ,と.
でも彼らに身を任せるしかないのが国民であって,
きっと中にはいい人もいるだろうと期待して.
一冊の本でも色々思うことがありますが,
いろんな人にあって色々話をするのが,人生の糧になります.