メインページへ
今年の夏は異常に暑かった.昨年は,研究室や図書館にずっとこもっていたので
それほど感じなかったけれど,今年はあまりの暑さにエアコン導入を考えた.
たまたま,近所の家屋解体の仕事をしている人が,発電機の修理か何かで
来られたので,修理代の代わりに捨てるエアコンとの交換で承諾した.
修理は出来たのだが一向にエアコンが来ない.(実は今もまだ来ない...)
いろいろ考えている間に,大工仕事を引退されるご近所さんからたくさんの木材をもらったので
仕事の合間に店先に壁を作ることにした.
エアコンを設置してもシャッター開放じゃ意味が無いからだ.
壁を作るにしても窓が居る.大きな窓ガラスが欲しい.
いろんなところに声をかけたら,しばらくしてガラスを頂いた.
素材はそろった.あとはこの暑さの中の作業だ.
毎日気温35℃という中,ちょっとずつ切った張ったしました.
なにぶん素人ですんで,セオリー無視です.
ということで,早送り...クリックしてみてください.
作業前,作業途中その1,その2,店内の壁も,なんとなく形ができた,
最後に塗装だ.いまどき人件費は高い.3K職場に若者は来ない.
以前,店の前のアパート建築時も施工を見ていたら,親方以外は南米の人だった.
彼らはとても明るく楽しく仕事している.日当7〜8000円くらいだそうだ.
屋根に上がってるし,もっともらってもいいんじゃないかと思うが
真ん中で抜いている業者が居るんだと思う.残念なのは,毎日来る
4,5人の中に日本人が居ないことだ.やる気がないのか,高いから使わないのか.
よくわからないけれど,とにかく日本の仕事なのに日本人が居ない.それが残念.
建築業も若い人育てないと次につながらないから,違法建築やら手抜き建築以外に
建築そのものの信頼性とか品質ダウンは避けられなくなるなあ...ま,どの業界も同じか.
逆にその外国人たちは,安い給料とはいえ自国の何倍もの給料をもらって,技術を
本国に持って帰る.良い経験だと思う.しかも一番大切なこと.楽しんでやっている!
断熱材の発泡スチロールを蹴っ飛ばしてパスしている.さすが南米,サッカーの国.
建築の品質上いいのか悪いのかはわからないが楽しく仕事しているのは良いこと?だと思う.
片言の日本語と片言の英語で話しをすると,結構いい年だったりする.30くらい.
で,うちもそういう元気な労働力を集めたいところだが,なかなかいいのが居ない.
その中でうちを継ぎたいという有望な若者が現れた.
バイク屋は大変だよ!というと,「オレ,これ好き」と純粋な目をしている.いい目だ.
「掃除も大好き」なんていう.即採用といいたいところだが,残念ながら無理.
だって...彼.ちなみに児童虐待とか児童不法労働ではありません.
自ら手を挙げてお手伝いしにきました.
ということで6年後に店が存続していたら彼に譲ってもいいんじゃないかと思う.
しかしこの労働力はすごい.
この暑い中,一緒に掃除していたら,仲間が集まってきました.
人海戦術とはこのことか.
外壁も大体出来たので,仕上げの塗装だ.夏の暑い日.水浴びしながら,日雇い労働者たちが集まってきた.
作業開始!!
ま,いいんじゃないかな?手前の変なバイクは気にしないでください.うちはこういうのやりませんので.
ということで,店先がかなり変わったのでお知らせします.エアコンは,ガス抜けてるのを友人からもらったのですが,
まだガスが入っていません.ということで夏が終わりました...でも冬はこれで暖かくなる!!
小学生の彼らは,夏休みの宿題で日記があるそうなんですが,日記に書けると喜んでいました.
私は工賃としてアイスクリームを...しかし,服にペンキが...水性ですけどまずいな〜.
あと,黒板ももらってきたので,学校帰りの小学生に色々書かせているんですが,こんな感じ,
(たまに私が不在のときにお客さんからのメッセージもいただきます)
最近ハロウィンとのことで,昨日こういうのが書いてありました.
なんだろ?と思っていましたが,酒ですね.徳利か!ええ,トリートメントしなくては.
休肝日を週1日取りたいところです.
2013/10/28 月曜(Trick or treat!!)
|
当店のホームページをちょっと換えました.
というよりも以前の形に戻しました.
内容は戻していませんが,ご意見があれば色々考えます.
メールでよく頂いた人気コーナー?「そうだったのか(仮称)」は,
個人的な偏見も入っていて,もっと色々書いてください,と頂きました.
最近,ブックオフに寄って色々眺めてみますと,
そうだったのか?シリーズがあって,パクられたか!!
なんて思ったりしておりましたが,ごく普通の日本語ですね.
このコーナーも復活させてみたいなあと思っていますが,
なぜなのか?に焦点をあてていたので,そんなのはいまどきのネットでは
検索でサクッと答えに近づけます(答えが合っているとは限らないけれど).
なので,そうしてみよう!とか,こうしてみよう!
なんてのがいいのかな,と思います.ずいぶん昔ですが,
所さんの目がテン!
という番組が好きだったのですが,まだやってるんでしょうか?
ああいうスタイルのバイク版があればネタは100も200もあるんですけどね.
所ジョージさんは,いいですね!いつもマイペースで
好きなことを生き生きとやっている.しかもちゃんと
芸能活動,音楽活動もしながら.いやあ,ああいうおじさんに近づきたいです.
さて,他にも店主の小説コーナーなんてのもありました.
あれは,ノンフィクションで,実際に当店であった事実をもとに少し味付けを
したものです.書いたのは98年くらいだったと思うのですが,
1年半前に全部を消すまで,年に数回は感想メールを頂きました.
こちらが発信することで応答があるという醍醐味は,
アマチュア無線から始まり,パソコン通信,ニュースグループ,ウェブブラウザ,と
時代が変化してきても楽しく嬉しいものです.たまに誹謗中傷があるのが難点ですが...
いよいよスマホで何でもできるようになりましたが,
残念ながら,私はスマホどころかガラケーも持ったことがないので,
その新しい技術が楽しいものかは良くわからないのですが,まあ興味が無い,
というところでしょうか.インターネットでブラウザを立ち上げて,ちょっと見る.
これでほとんどのことが出来ますので,つながりはメールくらいまでですね.
スマホでラインを使うのはお互い監視しているようでつらいらしいですし.
何でもできるってのは,逆に疲れるんですね.適度がよいです.
来客があって,バイクの話やら世間話をして,仕事をして.
お互いが無理に気遣いあわない程度のお付き合いがいいんじゃないかと思います.
ホームページも押し付けず,扇動せず,楽しさを分かち合えるくらいが
いいんじゃないかな,と.フェイスブックも普段の日記程度がよくて,
小さな力も力を合わせれば!という協力要請のようなものも最近来ますが,
私には無理です.昔から徒党は組まない主義です.ツーリングも集団では走りません.
集団といえば子供たちが学校帰りに遊びに来て,何かいろいろいたずらしていく彼らの才能には
すごいものを感じるわけです.なんでも吸収できる時期なので遊びも勉強も
いろいろ動き回ってもらいたいところです.
私もその時代を通過したはずなんですが...何してたかなあ???思いだせん.
で,今日も夕方,整備中に帰ってきました.
トリックオアトリート!!って叫んでます.
ああ,もうそんな時期なんだ,と少し寒さを感じるこのごろですが,
と,それは当店にとっては毎日のことで,実際は
Trick and Treat!!
じゃないか!と.
彼らに配るお菓子も底を着いてきました.補給せねば...
この小言の更新も月に数回と言う感じになりました.
最近になってまた当ホームページの参照回数が
増えているのに気がつき,少しは更新をしていきたいと
思ったりしています.昔のように毎日行わないのは
ひとつは情報が多すぎる時代に何を書くべきか,
という点と,私のブラックジョークがシャレにならない
事も多いからです.
過去には毒舌モードが面白い,という方もおられ
毎日のように感想を送ってくれている小言マニア?
のかたも居られました(この表現が毒舌ですかね?)
当店にお越しいただくお客さん以外に,遠方でこちらで
起きている出来事を楽しんで見ておられる方も居られたわけです.
常連さんの出来事もかいていたりしましたので,
当店の周りで起きている日々の動きが面白おかしく
まるで友人になったように思われて見ていて頂いたようです.
で,やっと会えました!なんて本当に遠くから来られた方が
ヒューイズガレージってこんなに小さなボロい店なんですか?と.
ええ,そんなものです.
いかにカッコよくきれいなウェブを作ろうとそこは虚偽の世界なのです.
現実はここにあります.
仕事というのは仮想の中で行うのではなく,
人と人が出会う場所で行う方がお互いのためになります.
そうなんです.当店のビジネスモデルはこれなんです.
ローカリゼーション.
過去の小言にも書いたことがあるのですが,
地元のために根をはって仕事をする.
自分の周りの方々の役に立ち,信頼を得る.
それだけです.
10年もやっているとある程度認められて,
ホームページなんぞ無くても仕事が入ってきます.
ホームページはそういうことですよ,という
ひとつの事実で,それを見た人がその地元で行動してもらいたいわけです.
実は当店は,すでに17年目です.
これが意味することは...
バイクの免許は16歳で取れます.
つまり,私が面倒を見たお父さん,お母さんのご子息が
免許取れる時期になるわけです.
つまり親子でうちが面倒見る,ということが最近増えてきました.
なるほど地元で長くやるということは,こういうことだな,と.
そして,隣近所の方々を助けるということが実は地球の裏側まで
助けているということに驚くわけです.
昔も書きましたが(と書いているとやはり過去の小言を戻すべきか)
遠くに,支援の手を直接伸ばしている団体さん,
NPOやNGO団体さんがたくさん居られますが,
アフリカで色々見た私から言いますと,
まずは自分達をしっかりとしないと地球の裏側の助けには
ならないなあと思う次第です.
なので私は最近はユニセフには寄付をしなくなりました.
あの団体は少数精鋭なのですが,実質どれくらい現地に届いているのか.
それもはっきりと公表されていないようですし,事実,大量の
手紙,封書を配りまくって,多くの寄付を得てそれを送金しているようです.
郵便屋さんは儲かりますが,その利益のほとんどが国内で消費されていたり
するならば,もっと自分の周りで困っている人を助けてあげるべきです.
そうして,自分の周りのストレスが減れば,きっと経済も上向きになります.
そうなったら自身が自分の足で現地に行くなり,少し遠くの方と
会ってみていろいろと議論すればいい.そういうことだと思います.
うちのビジネスモデル.
それはローカリゼーションです.地元優先.
これで日本は皆,元気になりますよ!