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昨年の今頃に比べると、かなりひどい状態になっているのは事実。
でも経済は回っていますよね。
助かるはずの命が助けられない状態になっているということも事実。
まあ交通事故にあって亡くなったと思えば、あきらめもつくかもしれませんが、
病気のように、徐々に衰えて亡くなるのは、なんとかできるものなら
何とかしてあげたいなと思うのが人情です。
医療の倫理観については、非常に難しいところがあるので意見も対立し、
そこにビジネスや社会保障という国のお金までが入り込みますので、
(最近はオリンピックという大きなビジネスまで)
簡単に解は求まりません。
解が求まらないものといえば、工学の世界もそうですが、こちらの解は
いろいろ試してみたり、併用してみたり、楽しみながら競えるわけですが、
人の命を遊ぶわけにはいきませんから、
他国の様子を見ながら、最適解に近いところを狙おう、
という日本の姿勢が本当に良いのかどうか、皆さんの判断は選挙でわかるのでしょう。
さて本題。当社の経営ですが、従業員をひとり増やして展開していく話は先日も書いたかと
思います。雇い入れる方が車椅子の障害者の方なので、なにか助成金とか補助金とか
そういうのがもらえたらラッキーだなあといろいろ当ってみましたが、
残念ながら全部アウト。何も貰えるところがありませんでした。国も県も市も。
手続きの順番を間違えたのも一件ありますが、手続きミスのせいで貰えないのは
納得いかんなあと思いつつも、まあ知らない人が損するのはしょうがないのか、と。
とりあえず全部私の持ち出しということで。
コロナのおかげで借金はしやすくなったのが唯一の救い。
決算書を見てあれだけ断られていた金融公庫からの
借金が出来たのは、コロナ禍に感謝、かもしれません。
いや、亡くなられた方がおられるので感謝なんて言葉を使ってはいけません。
とりあえずこんな時期に政府の意向で借りることができたのは助かりました。
600万申請したのですが半分の300万円を借りました。返済は来年からです。
さっそく、コロナ後の業務がどうなるか、いろんな方向性を考えました。
このままバイク屋として経営していけるのか?
新しい事業を始めるべきか、始めるとしたらそれは転換か併業か。
シミュレーションとして30くらいを行い、とりあえず4つくらいまで絞り込んで
来月から再スタートです。とりあえず併業を選びました。業務転換はコロナがどうなるか
まだわからないので様子見です。
それと、二人体制になることで会社の費用(損金)としての毎月の固定費が少し上がります。
簡単な計算で、月に71万円となることが決定しています。今までは40万円前後でしたので
一人増やすと毎月30万円が今までより多く出ていくことが決定するわけです。
70万円を毎月利益として出すには、例えば部品販売だけで行くとすると
利益率が大体10%くらいなので(純正部品は5%以下です)、700万円以上売らないといけません。
タイヤを毎月700万円売るとなると、もうそれはタイヤ専門の小売業です。
当然無理。まして消耗品は、ネットや大型部品販売店のように安く仕入れができるわけでは
ありませんから、競うだけで会社が苦しくなっていくのは目に見えています。
なので価格での競合はしません。(最初から負け戦です)
じゃあ、情で戦うか、というと、DX時代に情は敵!という記事をよく見るわけで
こちらもなかなか難しい。
大手が手を出しにくくて、隙間産業で、となると実は結構、隙間にはそこに住んでいる業界が
意外といてびっくりです。まあ今どきヤンチャな人間を送り込んでくるようなことは
無いとは思いますが、BtoBの仕入れの契約時点で断られることも多いわけです。
こうなったら独立系で行くしかないな、という感じで新しい事業を追加します。
福祉機器、の修理です。車椅子の修理などは費用が税金負担の部分もあったりで
一定の利権を伴う世界なのですが、その負担をしてもらえない方も一定数おられることを知りました。
障害弱者というんでしょうか。なかなか難しいところですが、自分のお金を払っても
修理や購入をしたいという層が存在します。
当然補助金、助成金対象にはならないので、こちらの適価が、ユーザーの適価と合致しないと
商売になりません。これは今までのバイク修理と同じです。
他のバイク屋がこうだから、ではなくて、お互いに納得できる範囲で合致することが大事です。
本来3万円の車いすが、助成金が10万出るからと定価を10万にするような業界に文句を言いたいわけです。
仮に10万で販売できると、ユーザーは無料、業者は7万の差額は丸々懐に、役所は予算をきれいに消費、
と三方良しに見えますが、その費用は実は皆さんの税金です。
障害者だからといって使いまくっていいわけではありません。
むしろ福祉分野の使い道の透明性は大事です。透明にすれば怪しい団体も参入しにくいはずです。
NGOとNPOうたっていてもしっかり利益を取っている団体が殆どです。
うちは利益を得る株式会社です。きっちり利益とってもそういった業界より安くできるはず、と
見込んでいます。ああ、これって情商売なのかなあ?と思ったりしますが、
まあ、とにかく見える化(価)は大事です。
さて、そんなことで今月は確定申告もまだまったく書いていないし、書類仕事でばたばたしております。
期限は月末なのであと5日くらい。
決算書は出来たので転記するだけですが、これも順番がいろいろあって年に一回の作業なので
思い出しながら、ミスしながら、という作業です。
あと人をひとり雇うって本当に大変なことがわかりました(手続きの話です)。
払う給料の倍は会社に費用が掛かります。本当です!
本人も当社も、障害者は会社員にならないほうが保険とか年金とか得するんですが、
わざわざ損を取って、働いてもらうわけです。当方もそれがいつかメリットになるようにと
色々シミュレーションしています。
半年持つかな。。。(ボソっ)
新年度が始まりましたね。
今年は大学も対面講義が始まるようで楽しみですが、
油断ならない感染者数です。3密回避、手洗い、健康維持。
ちょうど昨年の今頃は、数名感染者が増えたら大騒ぎだったように思いますが、
人間慣れるって怖いなと思います。ま、ワクチン開発、接種等も世界中で
進んでいるようですので、その安心感からかな、と。
慣れの怖さっていうのは、運転でもそうです。最初はクラッチつなぐだけでも
ドキドキしていたものですが、免許取って一年もたつと結構なスピードで
走っているものです。
こういう時は、ちょっと考え方を変えるだけでなく物理的に(強制的に)やり方を
変えるとうまくいくことがあります。
クルマだったら、そうですね、左ハンドルのマニュアル車を運転してみる、
なんていいんじゃないでしょうか?(そんなレンタカーは無いか?)
ウィンカーだしたらワイパー!だけでもアタフタしますが、マニュアル車だと右手でシフト変えますから
人間の脳の使う位置が変わってとっても新鮮かと思います。
バイクだとどうかな?最近EVスクーターなるものを乗っているのですが、
慣れる暇もなく慣れてしまいました(笑)。
新しいバイクに乗る機会も時々あるんですが、昔に比べると本当に乗りやすく、
こちらも慣れというより、牙を抜かれた狼、もとい、毛をそられた羊!
乗っててもあまり楽しくないし、バイクから何か訴えてくるものもありません。
始めてRZに乗った時は、
てめーに運転できんのか?振り落としてやる!
みたいな意思を受け取ったものです。
今の250クラスは燃費もよく、乗りやすいんですが、なにか、こう、ねえ。。。
トヨタの社長が、モータースポーツから離れられないのもそこじゃないかな。
自分で運転、操作する限り、やはり人の感性に訴える何かを製品に
残しておいてほしいなと思います。
安全は第一ですが、操作の難しさというのは大事な要素かも。(ボケ防止にも)
車も自動運転レベルが上がれば、免許不要になるらしいので、あと10年もすれば、
あー、あいつ免許持って運転してる、だせー!
みたいな若者に指さされるオジサン(たぶんいまの40〜50代)がいるんじゃないか、と。
そんな気がします。
昔は免許が必要で、今不要になったものって何かありますかね?
まあ慣れとは、人間がモチベーションを下げるものと私は思いますので、
適度に変化を生活に求めていくのは大事なことだと思います。
新年度です。コロナ禍で外出も難しいですが、新たな目標を立てていきたいものです。
店の周りにいるノラを手懐けようといろいろ努力してはいますが、なかなか馴れないものです。
こっちの馴れは、慣れよりももっと難しいのです。こちらもいろいろ工夫してみたりするわけで
なかなか楽しいものです。